マガジンのカバー画像

《リレーマガジン》Writers Lab “Code W”

ボイスブックコンテンツ《Writone》より集まったライターによるリレーマガジン。
進藤海/六月雨音/ようじろう/小宮千明/モグ。4人のライターがそれぞれの担当曜日に、ジャンル問わず… もっと詳しく
¥200 / 月
運営しているクリエイター

#うみいろの金曜日

【最終回】うみいろノートNo.50 感謝

令和元年9月20日。 うみいろノートの初回投稿日となったこの日から今日まで、僕は毎週エッセイ…

海人
3年前
22

春とブランコ〈うみいろノートNo.49〉

散り始めた桜の花びらは、通り過ぎるトラックの風によって僕の自転車のカゴに舞い込んだ。 初…

海人
3年前
18

天才か反逆者か〈うみいろノートNo.48〉

“芸術テロリスト”の異名を取る英出身の画家・バンクシーの展覧会『天才か反逆者か』が、横浜…

海人
3年前
20

シュール〈うみいろノートNo.47〉

王道と呼ばれるものではなく、むしろそれから逸れたものを応援したくなるのは人の性分なのだろ…

海人
3年前
12

きみ、考えすぎ!〈うみいろノートNo.46〉

悪癖というのは誰にでもあるようだが、僕にもそんな悪しき習慣がある。 それは一日の終わり、…

海人
3年前
17

Are you happy?〈うみいろノートNo.45〉

「君は幸せかい?」と尋ねる人がいた。 夕暮れ時の新宿。山手線のプラットフォームには沢山の…

海人
3年前
27

いつのまにか〈うみいろノートNo.44〉

長年にわたって寄り添ってくれる作品は数知れず。 それは毎週テレビで流れる国民的アニメにも言えることだ。 サザエさん、ちびまる子ちゃん、ドラえもん、名探偵コナン。 幼少期から親しんできた作品たちは、あの頃と変わらない輝きを放っている。 国民的アニメ『あたしンち』も例外ではない。 大雑把だが何事にも一生懸命な母、無口でマイペースな父、夢見がちな姉・みかん、クールだけどナイーブな一面も併せ持つ弟・ユズヒコの、タチバナ家の日常をコメディタッチに描いた作品だ。 『あたしンち』のア

ドルチェ&ガッパーナ〈うみいろノートNo.43〉

今、YOASOBIさんの「夜に駆ける」とヒットチャートでしのぎを削っているのが、瑛人さんが歌う…

海人
3年前
20

夜空に舞う青い鳥〈うみいろノートNo.42〉

目を瞑っても眠りに落ちない夜。 そんな時、あなたはどうするだろうか。 例えば、体を起こし…

海人
3年前
22

Time Travel〈うみいろノートNo.41〉

興奮冷めやらぬ、とはこのことなのか。 前回と前々回の金曜ロードショー。 昔の僕が設定した…

海人
3年前
17

正直者の行く末〈うみいろノートNo.40〉

知ったかぶりの皮が剥け始めたのか、「よく知りません」が口癖の仲間入りを果たそうとしている…

海人
3年前
17

リスペクトと勲章〈うみいろノートNo.39〉

最近、お笑い芸人へのリスペクトが止まらない。 ほんの数年前まではお笑いに大して興味もなか…

海人
3年前
17

メモ書き〈うみいろノートNo.38〉

先月末に販売を開始した短編小説集「君と見た風景」。 Web経由でご購入いただいた方はもちろん…

海人
3年前
15

ゾーン〈うみいろノートNo.37〉

執筆や作曲など創作活動をする上での生みの苦しみは、時代が移ろい変わっても不変の理と言われている。 ましてや締切なんかに追われた日にはますます良いアイデアなんて浮かばない。恐らく閃きといった類に頼ることは、命綱なしで高層ビルの塗装を請け負うくらい無謀なことだと思う。 世界的なスポーツ選手やビジネスパーソンが偉業を成し遂げた際に「ゾーンのおかげで達成できた」なんてことを何度か聞いたことがあった。 どうやら"ゾーン"とは、集中力が極限まで高まり物事に完璧に没頭している特殊な意識状