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「器材やアイテムをどんな視点で選んだか」脱・初心者ダイバーを目指すログブック|海心地 LOG No.09

海の楽しさに浮かれ、その場のノリで
大いにスキルが不足していてるにも関わらずモルディブ行きを決め、
今さら焦ってスキルに向き合っている
ひかるです

4日間の石垣合宿のことを書く前に
ひと通りマイ器材や周辺アイテムが揃ったので
どんな視点で選んだかまとめてみようと思います

軽器材と周辺アイテム

ダイブコンピュータ

ダイブコンピュータに関しては、かなり横着な理由で選びました
もともと私はログさえちゃんとつけない無精者でした

ちゃんと付けてった方がいいなと気づいてからも
どうしても紙でログを付けていく気にならず
そこで専用アプリにい基本情報を自動連携してくれる
ダイブコンピュータを選びました

潜水時間、最大深度、最低水温、平均深度などなど
自動で記入してくれるので、とってもラク!

メモを残すことができるので
ポイント名や見た生物のほか、
その日、気づいたこと学んだこと
次回、気をつけたいこと試したいことなど
スキルアップのための日誌みたいな使い方をしてます

あと写真を上げられるので
その1本でのベストショットを登録

すごくいいなと思っているのが
イベント機能です

ダイブ開始や、安全停止、
ディープストップや浮上速度アラームなんかの
ログを経過時間や深度推移とともに残してくれるので
1本1本ダイブを思い出しながら
うねりに煽られて、安全停止深度が1回止まっちゃったなとか
このとき少し浮上速度が速すぎたんだなとか振り返ることができ
スキル上達の上で、非常に役に立っています

そんな狙いがあり、一番最初に購入をした
ダイビングアイテムです

浮上速度を怒られてますね(恥

あとダイブコンピュータのベルト

通常のシリコンの物が、
どうにもいつも留めにくかったので
ナイロン製のベルトに変更!お陰様でしっくり

マスク

ほんとは一眼のものがよかった
視野が広いと皆言うので
ただ私の場合、目が悪くマスクに度を入れたかったので
その場合、二眼にせざるを得ず
その中で比較的、視野の広いものを選びました

ブーツ

ファスナーが一番下まで開くものを選びました
準備で極力手間取りたくなくて、
着やすさ脱ぎやすさ重視

手袋・グローブ

下手っぴはどうしても着底が多くなりがちだし
泳いでるときも岩を掴んだり押したりする機会が多く
指先を守れれば、割となんでもよかった
いろいろ試着してみて、一番手を動かしやすいものに決定

フィン

どんなポイントで使うか
どんな潜り方をするかで変わってくるのだと思います

ひとまずは、ビーチポイントが多い予定だったので
ストラップタイプのものに

中でも、通常のストラップだと、付けたり外したりの手間や
サイズ調整の際、引っ張りすぎて
ベルトが抜けると面倒そうだったので
バンジーストラップというバネ式のものを選びました

お陰で脱ぎ履きがけっこうラクです

フィン自体は、反応のいいウレタンのものにしました
その後、ボートエントリー用にフルフットタイプのゴムフィンも購入
また直近、ドライスーツ用に重ためのフィンがほしくて
ストラップタイプのゴムの3本めを買いました

ヒレの部分も、
けっこう泳ぎ回るタイプか
じっくり小さい生物を探すようなダイブかで
適切なものが変わるようで、その辺をお店の人に伝えるといいかと思います

ライト

水中ライトには、捻って点灯させるタイプがある
でもこれだと両手が必要
片手でポチッ!で点くものを選択

ウェットスーツ

完全に着やすさ重視で選択

腕や脚のファスナーが長めに開けるものに
ウェットスーツって手足を通すときに苦戦したりするが、
ファスナーを大きく開けば緩まるので、その苦労が全然ない

さらに背中だけでなく、
首元にもファスナーがあり、喉元も苦しくない

重器材

レギュレータ

セカンドステージが咥えやすく、
また咥えたままでも首が動かしそうなものを選んだ

あと、私のレギュのファーストステージには
ACD、オートクロージャーデバイス、
という機能がついており、
タンクがつけられてないときには
自動的に蓋がされます

なので、うっかりダストキャップを閉め忘れて
洗い始めちゃっても安心なのだ!

やっちゃダメなことは
だいたい一度はやらかす
正に私のためにある機能!
(早速1回やらかした、危なかった)

BCD

これはけっこう真面目に選んだ

お店で実物見ながら調べたり
いろいろなBCDをレンタルで試しながら

どんな点がいいか、自分で買うなら
どんな条件のものがいいか洗い出し、
優先順位をつけて臨んだ

空気の抜きやすさ(インフレータ以外に排気バルブあるかなど)
背負いやすさ
ゲージを見つけやすくする工夫はあるか
ウェイトを入れられるか
ポケットの大きさと使いやすさ
流線形をとるのに邪魔でないか
乾きやすさ
Dリングの数
などなど

優先順位もだいたいこんな並び
難易度の高い永遠の課題「中性浮力」に
直結するものなので、こだわった方がいいかなって

あると便利な周辺アイテム

それから、あると便利なアイテムもいくつかご紹介

  • 水筒(魔法瓶)
    夏は冷たい水入れて、飲むのはもちろん、ときには洗顔に
    冬は熱いお茶を入れてます
    どうせ潮でいずれはダメになるかなと
    もともとあるものとは別に購入

  • 防水バッグ
    濡れた後の水着やカメラなどを入れたり
    逆に濡れないように上着や着替えを入れたり
    いつも中くらいのを幾つか持ってってる

  • スナッピーコイル
    カメラとか吊るすのに超便利!
    バックル外せばビヨンとコイルが伸びて
    自由にカメラを扱えるようになり
    泳いでる間はバックルを閉じれば
    短く吊るされ邪魔にならない

  • ガジェットポーチ
    カメラやダイコンの充電コード
    予備バッテリーやメンテナンス用具を
    全部突っ込んどくためバッグインバッグ

器材の購入で大切にしたこと

まず買うべきかどうか、
これはちゃんと悩むべき
なにしろ、とくに重器材はお安くない

本当にちゃんと使うのか
利用頻度、回数を考えて検討した方がいいです

買ったら買ったで、ちゃんと効能があります
仕組みが頭に入り、理解が進み、使い慣れ、イメトレもしやすく、
落ち着いてダイビングができるようになるし、
スキル向上にもつながります

BCDを買ったときの思わぬ効能は
ログブックのNo.07にもまとめてみてます

もう1点は、多少のお金をかけることで
ダイビング中の気がかりを解消できるなら、
前向きに検討すべき、ということ

ゲージがいつも見つからず、探してる間に浮いていく、とか
マスクがずれやすくて水が入りやすい、とか
いつも着脱に手間取り、焦ってしまう、とか
素足でフィンを着けると少し大きい、とか

ちょっとした気がかりであっても
多少なりとも集中力が削がれるし、
落ち着ききれなくなったりする

集中力が低ければ、失敗もしやすいし、
落ち着きがないと潜行や中性浮力がうまくいかなかったりする
ダイビングを安全に、心から楽しむためには、
気がかりを潰していくことはとっても大切

アイテムを買ったり、変えたりすることで解消できるなら
それは前向きに検討すべきと思うのです


せっかく器材のことをまとめたので、
セッティングに関してもまとめてみる
セッティングもいろいろ失敗してきたので
その自分向けの注意事項も踏まえて
次の話へ


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