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「相手に変わってほしいと思うなら、太陽になってください」

彼とはかれこれ5年以上の付き合いになるが、180度と言っていいほど性格や考え方が正反対である。
良かれと思って言ったことに対して、めちゃキレられたことが何度あることか。笑 いや、それは彼に聞いても同じことを言うでしょうね。笑


良く解釈すれば「違う考え方を知れる」だが、かみ合わないとすぐに喧嘩になってしまう。

喧嘩の根本原因を考えてみる。
「(相手に)こうあってほしいのに、そうではない(から腹が立つ)」
「(相手に)こうしてほしいのに、してくれない(から悲しい)」
という、いわば、エゴから来るものなのだという結論に至った。

そしてそれを「なんで●●してくれないの!」と相手に強要するから喧嘩になるのだと思う。


ある時ある人から
「あなたは北風になってます。相手に変わってほしいと思うなら、太陽になってください。」
というアドバイスをいただき、はっとしたことがある。



北風と太陽。

あの童話では、自信満々の北風が太陽に「旅人の服を脱がせたほうが勝ち」という勝負を持ちかけている。

北風は力任せで旅人の服を脱がせようとしたが、旅人は飛ばされるまいとマントで身を守り、寒さと強風を防いだ。一方で、温かな日差しを照らし続けた太陽は、旅人の意思で服を脱がせ、勝った。

旅人が「脱ぎたい」と自ら思って行動を取ったというところに、この童話からの人生の学びがある。


結構なガテン系かつメンタルのみ体育会系で育ってきた私は、知らない間に、つい相手にも同じことを強要してしまいがちである。
さらに、お節介な長女気質が炸裂して、「これやった方が絶対いいよ!」「これおすすめ!」と、良かれと思ったことで相手を窮屈な気持ちにさせてしまうこともあるので、注意が必要だ。(言い方ずいぶんと俯瞰的w)


でも相手に「こうしてもらおう」とすること自体、間違っている。
すべては、相手の意思ありき。

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