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カナダの感染状況

こんにちは。
バンクーバー4年目Yuです😉

4月も中旬ですが、数日前バンクーバーでは雹が降って、とても寒かったです。16度まで気温が上がり、喜んでいたところだったのですが…🙃
体調管理、引き続き気をつけていきましょうね!


カナダのコロナウィルスの状況

についてお話ししていきます。

カナダではそれぞれの州で、規制が大きく異なります。
主に私の住んでいる、BC州(バンクーバー)について取り上げていきます!最後まで読んでいただけると嬉しいです😊
動画にしているので、合わせてご覧ください★


・新規感染者数

4/12連邦政府によると、現在カナダ第6波の真っ只中ということです。新規感染者数は8900人(カナダの人口は約3800万人)
BC州でも新規感染者数が増加していますが、主にカナダ東側のオンタリオ州ケベック州で先週と比較し10-20%程度増加しているということです。
年代の内訳は、20-29歳が一番多く19.1%続いて30-39歳が17.6%となっています。

・病院稼働状況


現在1ヶ月前と比較し入院患者数は増加していますが、ICUに入る患者数、人工呼吸器に乗っている患者数は減少傾向のようです。現在感染者がどんどん増加している状況なので、今後医療が逼迫しないことを願います。

BC州では、第5波の来ていた1月、医療スタッフの感染が相次ぎ人員が確保できないため、緊急ではない手術は延期となったり、スタッフのダブルシフトや休日も急遽出勤となる等、医療体制に混乱が生じていました。

・検査状況

BC州では、症状がマイルドである場合はPCR検査を受けることが出来ません。PCR検査を受けられるのは、自身が重症化リスクの高い人や職場や同居者にハイリスクの人がいる事例のみです。
自分自身で抗原検査キットを使用して検査をおこなうことも出来ます。(18歳以上の公的保険を持っている人は無料でドラッグストアで貰うことができます)感染した場合報告の必要も無いので、実際の感染者数は上記の数より遥か上をいくのでは無いかと思います。

・濃厚接触者

報告やPCR検査、自己隔離の必要は無く、症状を自己モニタリングし、もし症状が出るようであれば自宅で隔離するように言われています。

・自主隔離日数

年齢やワクチン接種状況によって隔離日数が変わってくるようです。熱が下がり症状が改善し、体調が十分通常の状態に戻ったと自己判断した時点で外出可能ということです。最短5日間です。

・ワクチン接種

カナダの人口の82%が2回摂種を終えていて、48.5%がブースター摂種を終えています。ワクチン接種は誰でもオンラインで予約後、公民館やドラッグストアで簡単に受けることが出来る状況です。
カナダでは5歳からワクチン接種を承認しています。(5歳はファイザーのみ)BC州では5-11歳の57%が1回目の接種を終えているようです。
現在カナダではFully Vaccinatedの定義が2回接種となっていますが、3回に変更する事を希望する声も上がっているようです。今後どうなるのでしょうか…
バンクーバーのイーストサイドでは、ホームレスの方も多く彼らの居住地であるエリアにポップアップワクチンクリニックを設置し、フォトID無しで接種が受けられるようにしている取り組みもあるようです。
こちらで、そのエリアを紹介しています。合わせてご覧ください♩

・有給休暇

今年1月から、症状がある際や隔離期間中に仕事を休む場合に、年に5日の有給病気休暇を取ることができるようになりました。これはパートタイムワーカーにも適応されるようです(既に90日間その雇用主のもとで働いていることが条件)

・デモ隊


カナダ発祥のフリーダムコンボイ、トラック運転手のワクチン義務が発端となったデモ。首相が緊急事態法を制定後初めて出すなど、大きな話題となりました。
バンクーバーでも、マスクやワクチン接種の義務化に抗議するデモに遭遇、ワクチンやマスク反対派の人だけではなく、選択権のない義務化に反対している人もいるようです。また、病院近くで行われたり、The media is the virusとメディアへ対するものもテレビ局近くで行われていました。
カナダに来て驚いたことの1つは、デモの多さ。そして、デモが行われた後、規制が緩和された事もあり(元々予定されていた…?)デモを行い声を上げることの影響力の大きさを感じています。。。

【コロナウィルスによる各種制限】

カナダ

(移動)


国内・国際線に関わらず、カナダから出発する飛行機とVIA鉄道やロッキーマウンテン鉄道、クルーズ船に乗る12歳4ヶ月以上の乗客は、ワクチンを2回接種している事が条件です。例外措置を除き、ワクチンを2回接種していなければ、カナダから国外へ移動することが出来ません。

(入国)


カナダ国民以外は、ワクチンを2回接種していなければカナダへ入国することが出来ません。
4月から入国時の陰性証明は不要となりました。ただ、到着時に空港でランダムに検査対象を選別されます。その際結果が出るまでの隔離は不要です。検査対象にならなかった人の自主隔離も必要ありません。
こちらも合わせてご覧ください^^


(マスク着用)


空港内や飛行機の中でのマスク着用が義務付けられています。

BC州

(マスク着用)


3月11日より屋内や公共交通機関含め、マスク着用義務が撤廃されました。引き続き飛行機内やクリニックでのマスク着用は必要です。

(ワクチンパスポート)


4月8日より飲食店やイベント会場全ての場所でのワクチンパスポートの廃止。

(人数制限)


冠婚葬祭の人数制限が撤廃。ジムやプールも通常営業しています。
ナイトクラブ・パブも通常営業しているようです。
イベントも人数制限無く開催をしています。

BC州では、一部高齢者施設等へ面会へ行く際にワクチン証明が必要となってくるようですが、4月に入りほとんどの規制が撤廃となり、コロナ前の生活に徐々に近づいている状況です。

【わたし目線】

マスク着用率

バンクーバーで、マスク着用義務が撤廃されてから、マスクを着用している人としてない人は半々程度の印象を受けます。公共交通機関では着用が推奨されていることもあり、7割程度の人が着けている印象です。エリアによっても異なっており、マスク着用に慣れているアジア人の多い地域は、屋内で着用している人が多いように感じます。
マスクを着用しているからと言って、何か言われたりは無く、それぞれが互いを尊重できているように思います★(パンデミック発生直後は、マスクを着用していると、変な目で見られたり何か言われたりする事があったようです。)

人の流れ

不要不急でない旅行への制限(厳格な制限は無く、控えるように首相が言っていた)も緩和され、空港内や観光地、街も人で賑わいを取り戻しています★留学生も多くなっているように感じます。週末は、大型客船が2.5年ぶりにバンクーバーへ来ていました!

いかがでしたでしょうか^^

日本とカナダ、国も違えば色々と変わってきますね!
まとめてみると興味深いです★

現在第6波が来ていて、なおかつ週末はイースター連休に入るので、感染爆発が起きないことを願うばかりです🙏

最後まで見ていただきありがとうございました♩


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