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COVID−19の現状と冬に向けての備え

新型コロナウイルス感染者の推移(世界)

アメリカ、ブラジル、インドで急激に増加しています。日本は赤い線です。日本と人口が同じくらいの国はロシア、メキシコが挙げられます。

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日本の感染者推移

次に、日本の感染者の推移です。NHK特設サイトより表をお借りしました。

黄色の棒グラフが1日の新規感染者数を表しています。緊急事態宣言の解除後は、8月7日の1605人をピークに減少傾向です。

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2020年の冬に向けて

冬に向けて、インフルエンザとの同時流行が懸念されています。
新型コロナウイルス感染症対策本部は「発熱等の症状を訴える方が大幅に増え、検査や医療の需要が急増することが見込まれる」としています。
また、日本感染症学会も「今冬は、COVID-19とインフルエンザの同時流行を最大限に警戒すべき」「医療関係者、高齢者、ハイリスク群も含め、インフルエンザワクチン接種を強く推奨」としています。

東京都、大阪府は65歳以上の高齢者のインフルエンザワクチン接種を無償化すると発表しています。

インフルエンザとCOVD−19は初期の臨床症状の鑑別が難しく、発熱等の症状を訴える患者が医療機関に溢れ、混乱する危険性が指摘されています。また、海外ではインフルエンザとCOVID−19との合併例も報告されています。
今年の冬は、医療機関の混乱の予防・また自身と周囲の人の健康を守るためにもインフルエンザとCOVID−19の同時流行への備えが重要です。

インフルエンザのワクチン接種

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今年は、過去5年間で最大量のワクチンを供給予定しているそうです。昨年と比べても12%増の予定です。

厚生労働省は、9月11日に接種時期に協力のお願いを出しています。
それによると、例年10月1日からインフルエンザワクチンの接種が始まりますが、今年は65歳以外の方は、10月26日(月)まで接種を待って欲しいとのことです。

今年は医療機関も、感染対策として予防接種の時間は感染の可能性があるため感染症等で受診している患者さんと同じフロアにならないようにしたり、時間を分けていたりと工夫をしながら予防接種を受けられるようにしているようです。医療機関によって対応は異なりますので、ホームページを見たり、問い合わせをお願いします。焦らず、計画的に受けましょう。

私たちができること

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・手洗いの徹底
・マスクの着用
・3密を避ける
・ソーシャルディスタンス

基本的なことですが、これを意識することが大切です。

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手洗いは、ハンドソープを使って洗うとウイルスは1万分の1に減らせます。
水洗いだけでも100分の1に減らせます。

マスクは、不織布マスクでも布マスクでも飛沫の8割の拡散を防げると言われています。

ウイルスを付けない、持ち込まない、取り入れないために、こまめに手を洗いましょう。


不安な時期が続きますが、一人一人の行動が、今後を変えると思っています。
自分と周りの人を大切に、過ごせたらと思います。


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