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私の考えを180度変えた講師について

本日は私が考えていた「看護師」の在り方や働き方について180度変えた講師について話していきたいと思います。


講師との出会い

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私が看護学生3年の時の国家試験対策の講義でその方に出会いました。

まず何に驚いたかというとその人の経歴に驚きました。

看護師として病院で何年か働いた後、ドクターヘリのフライトナースとして活躍し、その後各地のドクターヘリの指導に回っていたとのことでした。

そして現在は国家試験対策の講師として声をかけられた為、働いているそうです。

そしてさらに国土交通省からも声をかけられていて、国の為に働いて欲しいとのお誘いも受けているとのことでした。

その人が特別な資格を持っているわけではありません。

ただ私たちと同じ「看護師」であるだけでした。

それを知った時に私は衝撃を受け、看護師という職業に対する考え方が大きく変わりました。


講義が終わったあとに駆け寄った

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私はこのような看護師さんに二度と会えない気がして、講義が終わったと同時にその講師の元に話を聞きにいきました。

当時私もフライトナースを目指していたこともあり、ドクターヘリでの実際の仕事についてやフライトナースへのなり方についても聞きました。


またそれだけでなく私は看護師として病院や施設で働くとは他に

「何かをやりたい」

ということを伝えました。

このわけの分からない抽象的な質問に対してその講師の方は次のように話してくれました。

「俺の知り合いでは看護師でお菓子屋さんを経営している人もいる。アレルギーがあってお菓子が食べられない子供に対して、配慮したお菓子作りを行っている。
他にも看護師でバスガイドをやっている人もいる。糖尿病の方を集めて、ただ観光するだけでなく糖尿病の方同士が交流を深めることによって、病気に対して向き合えるようにしている。
まだまだ看護師として異業種に踏み込んで活躍している人はたくさんいる。
今言ったように看護師は無限の可能性があることを知っているから、君が何を言いたいか分かるよ。
俺の夢や目標は看護師の働き方を拡大していくことなんだよね。」

「こんな看護師がいるんだ」という衝撃とともに、この人と話せてほんとに良かったと今でも思っています。


私の将来の夢について

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私も病院で働いていた経験があるので分かりますが、看護師の業界は

「定時に上がれない」
「ちゃんと仕事やれよ」
「辞めたい」
愚痴ばっかりの世界です。

もちろん全部が全部そうではないと思いますが、看護師が9Kとも言われているくらいに厳しいのが現状です。

その結果が看護師の離職率に反映されています。現在では潜在看護師と言って資格はあるけど働いていない看護師も多くいます。

もしも看護師としての働き方が広がれば、その方たちも自分の働きたい環境で働くことができるのではないでしょうか。

先ほど紹介した看護師でお菓子屋さんを経営している方、バスガイドをやっている方は、間違いなく自分が好きだから働いているのではないでしょうか。


世の中に貢献という意味もありますが

「私自身が好きなように看護師として働いていきたい」

その意味を込めて私の将来の夢は、看護師の働き方を多様化させることです。


最後にその講師の方に言われたのが

「いつか一緒に仕事しよう」

あの講師の方とまた再開できるように、まずは目の前の目標を1つずつ達成していきたいと思います。


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