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エッセイ

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#祈り

『祈り』は、自分のためのものだった。

『祈り』は、自分のためのものだった。

義理の父が他界して、明日で1か月が経つ。

1か月の間、私はすぐに小さな仏壇を買い、毎日花を飾り、祈った。

家の中で線香のにおいがするとか好きじゃないはずなのに、毎日線香を焚いた。父が安らかに眠れるよう、毎日祈った。

1週間に1度は花を買い、飾った。花瓶がひとつのセットだったので、もうひとつ買い足した。

子供たちとも一緒に、線香を立て、おりんを鳴らし、手を合わせる。

そうやって毎日祈るうち

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