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家庭菜園・自動水やりシステム・土のリサイクル

今年の家庭菜園は大豊作だった

例年作っているトマト、ナス、キュウリ、ピーマンの他、タマネギ、スイカ、トウモロコシが予想外によくできた。

少し振り返ってみる。

5月下旬。例年は小さいタマネギしかできないが、今年は大玉がたくさんとれた
6月上旬。地植えと鉢植えが混在。
7月中旬。スイカの空中栽培。不織布マスクがこんなところで役に立つとはww
7~8月。毎日野菜を収穫。夫婦2人では食べきれない。


サルの襲撃

ハプニングもあった。早朝にサルが侵入し、トウモロコシを5本、スイカを1個やられた。近所の人の話では、全部で20~30頭ぐらいいたそうな。ちょっと怖い。

サルに食われたトウモロコシの残骸
サルに食われたスイカの残骸。このスイカは未熟。


こんなハプニングはあったものの、どの野菜もおいしく、全体的には大成功だった。

今年のMVP:自動水やりシステム

野菜づくりにおいて、水やりは欠かせない作業だ。これがなかなか大変。今年は特に作る野菜が増えたので、どうにかして自動化したいと考えた。Amazonで調べたら、タカギの水やりシステムが良さそうだったので購入。

上記の他に、9mm、4mmのホースやジョイント、散水ノズルなどを必要数追加購入した。配管そのものは難しくないのだが、鉢の数が結構多いこと、折からの猛暑で作業は難航した。

タイマーを朝7時と夕方4時にセット。それぞれ15分ずつ散水するように設定した。効果は絶大で、もう面倒な水やり作業からほとんど解放された。夏場は水切れで作物を枯らすこともあるのだが、今年はその心配もなかった。

後で気づいたのだが、タカギの純正でなくても格安でいいものがあった。実際に使ってみたが、実用上は全く問題ない。タイマーだけタカギ製にして、あとは安い部材を調達してもいいかもしれない。(タイマー本体は安物の中華製はおすすめしない。以前失敗した経験から。)

土のリサイクル

家庭菜園をやっていてもう一つやっかいなこと、それは鉢植えの土や収穫後に発生する残渣の後始末だ。葉や茎などの残渣は燃えるゴミとして捨てればいいが、土は始末に困る。新しい土を毎回買うコストも馬鹿にならない。
そこで、微生物資材を使った土のリサイクルを今年から始めた。

微生物資材については、塚原農園さんの動画を参照した。塚原農園さんのチャンネルはわかりやすく、家庭菜園をやるうえで本当に参考になる。さすが、チャンネル登録者数60万人だけのことはある。


残渣の上にカルスNC-Rと米ぬかをまぶし、土をかけて散水するだけ。

微生物資材 カルスNC-R。1kgで1700円はちょっと高かった。私は来年以降のことも考え、追加で10kgを7300円で購入した。
米ぬか。近所のJAでタダ同然の価格で購入。

コンテナボックスに土、残渣、カルス、米ぬかを交互に入れて、内部を水で湿らせてからフタをする。葉やツルであれば夏場なら1ヶ月ぐらいで堆肥化する。調理のあとに出る残飯も使える。トウモロコシの茎はさすがに分解しにくく、多分3~4ヶ月はかかりそう。いずれにせよ、やっかいな残土や残渣が肥沃な土に生まれ変わるのだから、多少の手間暇をかける価値はある。

雑草の上にカルスNC-Rと米ぬかをまぶした状態


秋から冬、来年に向けて

先週はジャガイモ、今日はハクサイの種とニンニクを植えた。
来週はダイコンの種まきをする予定。さらに、タマネギの種まきやらスナップエンドウ、ソラマメの種まきと、次々とやることがあって、結構忙しい。その合間にホウレンソウもやろうと思っている。

今年やった色々な実験の結果は、来年以降にも活かせると思うし、さらに改善を進めていこうと思う。

とれたての野菜と、農作業のあとのビール。これが最高にうまい。
だから家庭菜園はやめられない。


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高価な微生物資材を買わなくてもいいかもしれない


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