見出し画像

怒ったことがない人は見るな。

おはようございます。
昨日の初投稿から、継続的に投稿を続けようと決心した樋口です。

怒りのコントロール

本日のテーマは怒りのコントロール。
怒りという感情は厄介で、大抵の場合は突発的に発生し後悔を招く。
そして、後悔を招くと分かっていてもコントロールできずに怒ってしまう物だ。
私も昨日まさに、在庫確認してIKEAに買いに行った物が売り切れで(片道1時間半)、なぜか怒りの感情が一気に心の中にやってきた。

この怒りの原因は何?何でコントロールできんの?と不思議でしかない。

怒りさん!
急に土足で踏み込まれても〜
勘弁してくださいよ〜状態ですよね。
(以下、勘弁してくださいよ状態)

原因は「執着」

怒りの原因は、執着という「求めすぎる心」だ。
それは、物が欲しいという欲もそう、他にも食欲、睡眠欲、性欲、怠惰欲、娯楽欲、そして最近よく聞く承認欲求もそれに当たる。

これら欲を「求めすぎる」と、期待していた結果と現実が異なったとき、ここぞとばかりに怒り参上だ。その怒りのドヤ顔感は、まるで「主役は揃ったな!」と決め台詞を言う俳優のよう。そして、理想と現実のギャップに比例して怒りも大きくなることが大半。

じゃあ、どうする?対策はあるのか?

対策はある。
それは、「理解すること」だ。

「ファ?」「理解するって何だべさ?」と思った方が大半だろう。

これは、マインドフルネスという表現をされることもある。
怒りを”ありのまま”観察するのだ。感情というフィルターを通さず、あくまで”ありのまま”。ありのままを観察することを、仏教的には、「正しく理解する」と表現したりする。

じゃあ、正しく理解することで何が良いの?と思うかもしれない。
正しく理解しても怒りなんて収まるかい!と思うかもしれない。
事実、ひねくれた私はそう思った。

自分を把握することが全ての一歩目

逆に考えて欲しい。
感情に振り回されている人は自分を客観的に見れてますか?
コントロールを失った車の運転手は、自分の車の状態を俯瞰で見れてますか?
怒りや焦りという車の中からしか、外の世界は見えてないはず。
(↑結構、うまいこと例えられてるんじゃね?我ながら。)

そう、まずは自分を冷静に見ることから始めるべきだ。

「言葉」「感覚」「分類」

では、自分を客観的に見るための具体的方法を授けよう。
方法は三つある。三つとも授けよう。
ヒトカゲ、ゼニガメ、フシギダネから一匹選べではない。
三匹とも最初から貰えるなんてお得の極みである。

①言葉で自分の状態を表現する
②体の感覚を意識する
③自分の状態を分類する

①言葉で自分の状態を表現する
勘弁してくださいよ状態になったら、まずは自分がどんな状態か?を言葉で表現する。怒り狂っているなら「私は怒り狂っている!」というラベルを自分にペタっと貼り付けるイメージだ。キョンシーのお札に達筆な字で書いている感じをイメージしても結構。これをラベリングとも言う。

②体の感覚を意識する
これは馴染みがないかもしれない。今の体が外から感じている感覚に全ての意識を向ける。空気を吸ってお腹が膨らむ感覚や、歩いている地面を足の裏から感じる感覚など。するとどうなるか?怒りを考えない時間を作れるのだ。
怒り狂った人は痛みも感じずに物を殴れますよね?怒っている人が「空気が気持ちいい!」と言うこともありません。
つまり、脳内の怒りを司る部分と意識や感覚を司る部分はもちろん違う。そこをあえて利用し、怒りを司る部分の自由を奪い、フラットな状態に戻ろうとする行為が「感覚を意識する」ことだ。フラットに自分を客観視できるスタート位置に戻るイメージだ。

③自分の状態を分類する
これは①にも似ているが、自分の状態を以下の3つの内どれかを考える。
「貪欲(求め過ぎ)」「怒り(現実とのギャップ許せない)」「妄想(ありもしない余計な思考)」一つに当てはまる場合もあれば、三つとも当てはまることもある。①のラベリングと合わせて使ってもいい。完全に貪欲から今の状態を招いているなと思えば、貪欲を印刷し、自分に貼る。それだけだ。

晴れてあなたは感情コントロールマスター

今後もし、「ヤバイ!怒りさんがやってきた!」とか「何か今の状況が不安で仕方ない!」とか「苦しい!苦しい!苦しい!」とか、感情に悩まされるときに活用して欲しい。

①②③を活用することで気持ちが楽になり、楽になれば怒りや苦しみをコントロールできたということだ。(自分に飴ちゃんをあげましょう。大きめの。)

何も難しいことはない!簡単だ!

この世で一番一緒に過ごしてきた自分自身を観察するだけ!

これで、あなたも感情コントロールマスターだ!

あなたにとって、良い武器になりますように!

人生に幸あれ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?