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No.2 10年

こんばんは!

あれ?
昨日の今日でまた投稿?
月1って言ってたのに飛ばしすぎてない??
と思ったそこのあなた。


はい、その通り……
今日は2月に入って今日で2日目。

本来なら1月中に自己紹介記事と1月の月記を
アップしたかったのですが。。。

1月末、今日帰ったらnote書くぞ〜!と
思って出かけた数時間後に
重度の偏頭痛の発作にやられ、
その後3日間ほど回復せずに
気づいたら2月を迎えてしまいました。

でもそこで気づいたのが、
その重度の偏頭痛の発作が起きたのが
10年」ぶりだったということ。

少々、昔話を挟みます。


初めて偏頭痛のひどい発作を起こしたのは
小学生のとき。

理科の実験の振り子の揺れを見ていたら
視界がチカチカし出して、
激しい頭痛と目眩に襲われて……
そのまま倒れてしまい
すぐにかかりつけの病院で
処置を受けました。

2回目の発作はソフトボール部の
放課後の部活動中。
フライをキャッチしようと
落下地点に入ってボールを
見上げたとき。
太陽の光が視界を遮って視界が揺れて
そのまま同じように病院へ。


そして3回目の今回。
朝、目が覚めた時は普通で
なんだかおかしいな、と思ったのは
ニュースを見ながらいつものように
LINEを返そうとしたとき。

視界にキラキラしたチリみたいなものが
舞っていて、文字が読めない……
なんとなく心地の悪いものを感じながらも
頭痛の気配は感じなかったので
そのまま出勤。

……したものの、勤務先で
目眩と吐き気に襲われ
動けなくなってしまい……

偏頭痛って天気痛とも言われいて
近年少しずつ知られてきている気がしますが
頭が痛すぎて動けなくなってしまったり
目眩や吐き気がしたりする、なんてことがあるって
知らない人の方が多いんじゃないでしょうか?

偏頭痛のことはさておき、
ここで気づいたのが
前回の重たい発作が10年前だったこと、
そしてその10年前のことを今でも
はっきりと覚えていたこと。

タイトルにもある、10年、ですね。

「10年後の自分へ」なんて
よく聞くフレーズですが

10年、というのはわたしの中では
とっても長くて、ずうっと先のことで
予想もつかないもの、という認識でした。

けれど今回の診察で、
10年前の発作について話をしているとき、
びっくりするほどにすらすらと
自分の口から当時の様子が出てきたんです。

暑い日だったこと、
高いフライを見上げたときに
太陽の眩しさに目が眩んだこと
視界がぐるっと回って
そのままひっくり返るみたいに
座り込んだことや、
その瞬間から明るい日差しと
部活中の生徒たちの掛け声が
やけに頭に響いて
耳を塞ぎたくなったこと。

そのときすとん、と自分の中に落ちてきました。
あ、10年って思ったより、短いんだなって。


少し前から、自分のこれからのことを
長期的に考える視点を持ったときに、
「10年」というワードが何度も何度も
わたしに降りかかってきました。

正直、その言葉を耳にするたびに感じていたのは
そんな先のことなんてわからないよ、ということ。

でも今回のことで、
自分の中で10年という時間の
扱い方が、受け止め方が
大きく変わりました。

だって下手したら、
小学生の時なんて15年前。


10年前、15年前のことを
思い出せるのなら、
しっかり向き合って
先を見据えて
今を重ねる努力をすれば
10年後の自分の姿を
描くことができるんじゃないか

今している表現を長く続けていくために、
10年後、今よりもっと楽しく素敵な場所に
自分が居られるように。


頭痛に苦しめられながら、
痛すぎて涙を流しながらも
そんな前向きなことに
気づけた3日間でした!

2021年が始まって1ヶ月。
色々なことを変えながら、
試してみて良かったことは続けながら、
今を丁寧に重ねていけるように。

これにて1月の月記は終了!
それでは、また。


BGM:春泥棒/ヨルシカ



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