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KDPで生まれて初めて小説の同人誌を作りました②:サイズを考える編

こんにちは。こちらは続きの記事です。前の記事はこちらです。
KDPで生まれて初めて小説の同人誌を作りました:①|萌木野めい 

本を作ると決めたとはいえ、本作りに関してズブの素人のため、少し調べないと何も出来なそうなので資料集めをしました。

紙があまり選べないKDPペーパーバックですが、まずそもそもペーパーバックがどんな感じの本なのか改めて確認するために家や図書館でカバーのない本を集めてみました。(図書館の本は返しちゃったので写真がありません…ハヤカワポケットミステリを参考に借りました)

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ペーパーバックの日本語の小説って、もしかしてあまり無いのかもしれません…
外国のペーパーバックは紙質が良くないのですが、物としては嫌な感じがしないのは何でかな〜と思って考えてみると、そもそもそんなに大事に扱う想定の本じゃないんだろうなと思いました。
雑に鞄に入れたり、テーブルとかにポイって置いてあって、おやつやご飯食べながら適当に読んだり、床に積んであったりする本だから逆にこれくらいの質でちょうど良い感じがするのだと思います。

凝った装丁の本は大好きで、つい私は文フリやZINEショップとかで色々と買ってしまうのですが、自分で作るのであればドーナツ食べながらとか適当に扱っても残念な気持ちにあんまりならない本がいいなあと思いました。
なので、私の作りたいものの感覚的にペーパーバックは合ってる気がして良かったです。
この外国のペーパーバックの雰囲気を一番参考にしつつ、サイズ感を整えていく感じにしました。

本文が日本語だと縦書きなので、外国のペーパーバックのサイズ感に合わせるとちょっと読みにくいし、改行するとすごく余白が大きくなってページが増えてしまうため、二段組にすることにしました。

ちなみにKDPのヘルプに下記の記載がありました。

印刷コストの計算方法
印刷コストは、ページ数とインクの種類 (黒インクまたはカラー インク) によって異なります。判型、裁ち落とし設定、表紙仕上げは、印刷コストに影響しません。

普通の印刷屋さんだと判型(本のサイズ)を大きくすると少し値段が上がると思うのですが、KDPだとページ数のみがコストに関係あるみたいです。なので、判型を大きくしてページ数を減らす方が安くはなるみたいです。

何となく本のかたちの雰囲気が決まったので次は表紙を考えます〜
こちらに続きます…
KDPで生まれて初めて小説の同人誌を作りました③:表紙を考える編