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KDPで生まれて初めて小説の同人誌を作りました:①方向性を考える編

こんにちは。
主に小説投稿サイト「カクヨム」で小説などを書いている萌木野めいです。この度初めてKDP(Kindle ダイレクト・パブリッシング)で小説を個人出版しました。
ペーパーバック版(紙の本)Kindle版を作りました。

Amazonのページはこちら。

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ワーAmazonのページにいる!すごい!て自分でまだいちいち思ってしまします。

実際に届いたペーパーバックはこんな感じです。(大きさ比較になるようなならないようなレゴブロック…)

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同人誌というものを作ったのが初めてだったので色々面白い体験だったので考えたことをメモ的に残しておこうかなと思って記事を書きました。

私は会社員ですが、2021年ごろに17万字程度(結構厚めの文庫本1冊分くらい)の長編小説を1本書きました。文学フリマなどで自作の本を作って売られる方を見て、ああいうのいいな〜と思ったのもあり、せっかくだから本にしてみたいな〜と思っていたところでKDPの存在を橘紀里さんのカクヨムのエッセイ(※現在非公開されてます)で見て、やってみたいなあと思っていて、ついに実現したという感じです。

初めて本を作るのでやってみたいことはいくらでも出てきてしまうのですが、詰め込みすぎても結局永遠に出来なくて終わる気がするので、最初に目標を大まかに2つ決めました。

私が特にやってみたいなあと考えたのはこの二つでした。

①KDPのペーパーバックならではの制約を逆に活かす
②値段を落とす

KDPのペーパーバックは普通の印刷屋さんに頼んで同人誌を作るよりもすごく制約が多いと思います。(多分です。私はKDPでしか同人誌を作ったことがないため。)

ペーパーバックは紙は白かクリーム色の2種類、表紙はツヤありかツヤ消しの2種でのみです。また、箔押しなど、印刷屋さんなら大抵できるオプションがほとんど付けられません。ここが同人誌作りの醍醐味みたいな面もある気がするのでデメリットといえばデメリットですがその一方で、メリットもあります。

KDPは在庫管理、発送作業をすべてAmazonがやってくれます。うちは家が狭いので在庫が場所を取るのは困るし、メルカリで売りたいなと思った服を三年位そのまま放置している私は注文を頂くたびに発送する作業が無理な気がするので、それがすごくいいなと思いました。

あと、オンデマンド印刷(注文の度にAmazonが印刷して発送する)ので誤字があったら都度データを差し替えられるのもおっちょこちょいな私にはいいなと思いました。

そんな感じに大体KDPを大まかに理解したのでこのデメリットの方をなるべくデメリットにしないようにするにはどんな感じの本になってたらいいのかなあというのを考えます。

4記事分続きます。続きはこちらです。
KDPで生まれて初めて小説の同人誌を作りました②:サイズを考える編