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晴る

ヨルシカさんの新曲が今日、遂に配信された。今期のアニメ「葬送のフリーレン」2クール目のOPに起用されている「晴る」。私はこの日を、今か今かと待ちわびていた。

と言うのも、私が今、いちばん力を入れて見ているアニメが、葬送のフリーレンであり、ヨルシカさんに至っては、以前から好きなバンドで。言わば、推しの組み合わせなわけである。推し×推しなんて、こんな最高なものは他にあるだろうか。いや、至高の極みだろ。というわけで珍しく、テンションぶちあがっている美咲です(怖い←分かる、自分でもそう思う)。

さてそんな「晴る」の一節に、こんな歌詞がある。

降り止めば雨でさえ
貴方を飾る晴る

雨降って地固まる。そんな言葉を連想させる歌詞だなあと、何度か繰り返し聴きながら、私がふと感じたこと。困難や立ちはだかる壁を乗り越えた先には、よりいい状態がある。その考え方って、なんだか今のご時世的にも、自分自身の心にも当てはまりそうな感じがしている。

言わずもがな、この曲は随所で「晴る=晴れる」と「春」を掛けていると思う。そう考えてみると、「貴方を飾る『晴る』(=春)」と言う歌詞は、今の私にとっては、迫りくる「大学卒業」と言う、言わば、節目の瞬間を表していると感じる。

私事ではあるが、私は遂に、今年の3月に大学を卒業する。果たして、今抱えている苦しみも悩みも。それらの全部、とまではいかないが、その何割かだけでも、卒業の時には「あんなこともあったよねー!」と、その悩みたちを笑い飛ばせるようになっていたらいいなあ…って、ふと感じた。幻でもいいからそう思いたい。そう思っていないとこの苦しみを乗り越えられない。

話が逸れた。

そして、ヨルシカさん好きな人には伝わるかもしれないのだが、この曲はどこか「春泥棒」に通ずるものがあるように、私には思えてならない。何と言えばいいのか、例えるならば、アナザーストーリーのような。本当かどうかは分からないけれど、想像とか解釈するのって、とっても楽しい。

また、晴るの最後の一節。

晴れに晴れ、花よ咲け
咲いて春のせい
あの雲も越えてゆけ
遠くまだ遠くまで

この部分、ボーカルの、suisさんのアカペラなのがまた、この曲のよさを引き立てていると、私は思った。何と言うのか、この曲の最後の最後まで、余韻に浸る感じと言うのか、世界観が保たれているのがすっごくいいなって思う(語彙力)。好きすぎて、好きすぎて。今、言葉を失っている。


晴る、についてのnoteは、何が何でも今日中に書くと、私は昨日から決めていた。だからこうして、ちゃんとそれが達成できた今。私はとっても満足している(自己満)笑。

読んでくださってありがとうございます。

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