懐かしさを覚える、若さを目の当たりにした時。
弟や後輩など、年下の人との会話に参加した時、「ああこの人はまだ学生なんだよな」って目の当たりにする瞬間がある。間違っても、その人を軽く扱うとかそういうのじゃなくて、何と言えばいいのかな、私もその道を通ってきたんだよなってしみじみとする瞬間がある、と言えばいいのかな。
高校3年の弟は専門学校への進学を考えていて、どの方式で入試を受けたいからそのために今必要なことは何だとか、大学生の後輩や友達は、ゼミやら何やら様々なものに追われていることに、不安や楽しさを感じていることとか。
今となってはその全てが懐かしくて、そういえばそんなこともあったよなって思えるのは、私が無事に卒業できたからなのかもしれない。
私が大丈夫だったからあなたも大丈夫だよ、なんてそんな軽口叩ける程、私は無責任にはなれないし、そうはなりたくない。
だけど、何かに悩んだり立ち止まったりした時、過度に独りで追い詰めないで欲しいなと思うし、人に頼っていいんだよって思うんだ。
これは自戒を込めてでもあるんだけどさ。
読んでくださってありがとうございます。