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刻みネギ、我ながら上出来だった。

トントントン。小刻みに、包丁がまな板に当たる音が聞こえる。もうすぐ消費期限が近づきそうな、若干元気がない長ネギを刻む音が。


最近、起きる時間が専ら正午を過ぎ去り、昼下がりになってしまう。そこから洗濯機を回し、煌々と照る太陽の恩恵を受け洗濯物を干し、皿を洗って軽く軽食摂って。そんなことをしているとパート勤務を終えた母親が帰宅。その後もダラダラと時間が溶けていく。

冷蔵庫の中はほとんど空で、今日の夕食は頂き物の素麵を茹でて食べよう、と言うことになった。母親は仕事帰りと言うこともあってか、暑さと疲労で疲れているっぽかったので、今日は私が夕食づくりを担当した。と言っても、刻んで茹でるだけの簡単な作業。だがしかし、その充実感たるや侮れぬ。単純作業を終えた時の方が達成感がすごいのは、私あるある笑。

頂き物の素麵は、父方の祖父母から送られてきたもの。我が家とは以前から確執があって、私自身はもう他人だと思いたい人達なのだが、暑中見舞いの品として送ってきたようだ。それも、揖保乃糸(いぼのいと)。今回、初めて食べたんだけど、その美味しさに度肝を抜かれた。

なんだこれ、美味すぎるぞ…と。

嫌いな人達から送られてきた品だけど、別に品自体は悪くない。だから素直にその恩恵を受けることにした。うん、だって美味いもの笑

ここに刻みネギ、それから家にあった刻み海苔、ごまをパラパラとまぶして、立派な夕食の完成と行こうではないか。とここで、刻みネギについて少々補足を。我ながら今日は上手く作れたので、ここで自慢したいのである笑。母親に出したら、買ってきたやつみたい!プロだよプロ、と言われた。とても嬉しかった笑

え、重複するけど、我ながら上手くない??笑笑

料理しながら手際よく洗い物もこなせるくらいには、台所に立つようになった。まだ手の込んだ料理は作れないけれど、焼く・炒める・茹でる、それから切る、刻む…くらいはできるようになったと思う。

特に、ここ数カ月で段違いに出来るようになった、うん、成長だね。家にある食材で(冷蔵庫を覗いて)これ作れるかなーとか考えてつくるのが楽しい。


特にオチはないです。
ここまで読んでくださってありがとうございます。

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また飲みたいなあ、タリーズのハニーミルクラテ。これ飲みながら書くと、執筆が捗るんです…!