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気高く輝くものたち

アイドルが好きです。男でも女でもアイドルと名のつくものにとても好感を持っています。落ち込んだときにアイドルを見るといつの間にか顔がにこにこしていたりします。

わたしは小さいころ、可愛らしいものが好きなことに対して恥ずかしさを感じていました。例えば、ピンクとかレースとか。プリキュアとかさくらちゃんとか、魔女っ子とか。本当はとても好きでした。だって可愛いもんね。そういうの好きじゃなさそう、と言われたことがあったのがきっかけだったように思います。初めてレッテルを貼られた経験だったかもしれません。もう遠い記憶で誰に言われたかなんてぜんぜん覚えていないんですけどね。言われたことだけ覚えています。あまり自覚はありませんが、自分のなかで強烈な出来事だったのかもしれません。

そんな幼少期を過ごし、大人になった今、わたしはアイドルが大好きです。
ただ、可愛いから、愛らしいからアイドルが好きなのかと言うとそうではないような気がします。
今はアイドルも多様化しています。王道からアングラな雰囲気が漂っているものまでとにかく人の数だけアイドルの在り方がありますね。そこがたまらなく愛おしいですね。アイドルという言葉は、一人残らず掬ってくれるような広い器のような気がします。男だけのグループもあるし、女だけのグループもあるし、男女混合もあるし。もはや性別で語ることすらナンセンス。自由で何でもできて、だからこその窮屈さを感じたりもする。プロデュースされて輝くアイドルもいれば、ファンに求められる形になることを選ぶアイドルもいるし、自分自身を確立しているアイドルもいるし、そのどれもが色鮮やかで眩しいですね。きらきらしている。ぎらぎら?なんかとても生きている感じがします。生命力が溢れている。そこにとても惹かれます。

アイドルが好きになったきっかけが何かと言われると分からないんですよね。ニコニコ動画でももいろクローバーのライブを見たのがわたしのアイドルおっかけ人生のきっかけのような気がしますが、そのとき何を感じたんだろうな。かわいい、ではなかったような気がします。汗をびっしょりかきながら歌って踊る様子を見て、胸が熱くなったことは覚えています。そこから様々なアイドルを見てきました。今はハロプロが大大大大好きです。最近はZOCもよく見ています。ジャニーズも好きです。ジャニーズのコンサートは本当にショーを見ているようで、夢のなかにいるみたいな気分を味わえます。バンドもアイドルもクラシックも、何でも聴くことができる自分のことがわたしはとても好きです。いろんなことを取り入れて否定しない人で在りたいです。

幼いころは好きなものを好きと言えなかったわたしですが、今はきちんと言うことができます。これは、わたしの心や意志が強くなったというよりは、受け入れてくれる人がいるからだと思います。加えて、それぞれのコンテンツが幅広い層を受け入れようと大きな器を用意してくださった結果だと思います。自分の好きなものについて、発信の仕方が増えたこともあるのかもしれないです。(このnoteもそうですね。)きっと随分前から、コンテンツはわたしのことを受け入れてくれていたんですが、気づくのが遅かったんだと思います。ようやく大人になって気づけたわたしは、声を大にしてアイドルが好きだと叫ぶことができます。本当にありがたいことです。単純に嬉しいね。最高だね。

もし誰かがわたしに、その人が愛してやまないものの話を聴かせてくれたらそれを大切にしたいと思います。わたしもそうしてもらってここまで生きてこれたので。きちんと返していきたいですね。

最後になりますが、推しがいる生活、サイコーです。生きる糧になっています。わたしはモーニング娘。’20の小田さくらさんを絶賛推していますので、気になった方は是非チェックしてみてください。