◇すべては自分の言葉と行動がその環境を作っているのだ。#349

３月末で退職した関係で
ハローワークに行った。

職員さんの声のトーンを聞いていると

少し苛立ちがある声だったり
キツめの言い方だったりして

そういう職員さんが多いのかな？
と思ってしまった。

自分の番がくるのも少し怖く

怖い人だったらどうしよう…
厳しい人だったらどうしよう…

とあれこれ考えたら
あっという間に自分の番が呼ばれた。

覚悟をしながら職員さんと話していたら
ぜんぜん怖い要素はなく
むしろ、丁寧ですごくやさしかった。

どうしてこんなにも対応が違うんだろう？と疑問に思い
周りを観察して見たところ

お願いしている側なのに

「○○なんだよね！」
「そうだけど？」
「○○だから！」

というような威圧的な発言。

相手が困ったり、不快になったりするような返答ばかりをしていた。

そりゃあ、相手も苛立つし言い方も冷たくなるわなと納得。

この出来事から
たまたまそういう人と出会ったということもあるかもしれないけど

多くの場合、原因は自分の中にあるのだと思った。

たとえば、上記の例で言えば

「そうなんです！○○だから、こうしてもらえると嬉しいのですができますか？」

「○○なので、こうしたいんです！お願いできますか？」

というように
一つ工夫するだけでも全然違う。

そうすれば相手も心地良く対応できるし
こちらも心地よく説明を受けることができるから

とてもwin-win。

それなのに多くの人は

相手の態度がひどい！
相手の対応がありえない！

という。

本当にそうなのだろうか？
自分自身で見直せるところはないだろうか？
自分が変われるところはないだろうか？

そう振り返るときっと思い当たる節があるはずだ。

私も長年接客業をやっているからこそわかる。

私の対応一つで相手の態度は
良くも悪くも変わるし

些細な言葉でも
相手の気持ちは変わる。

だからこそ自分が何を発するか？
どんな行動を取るか？で

返ってくるものが変わってくるのだ。

相手も仕事で対応してるとは言えども
ひとりの人間だ。

職員さんという肩書きでお話しするのではなく
ひとりの人として接すると
自分が相手にどう接すればいいのか？
自ずとわかるはず。

この世は人間界。
人と人と関わりながら生きていく。

だからこそ、自分が相手にどう接するか？で
自分の世界も人生も変わっていく。

そんなあなたは目の前の人とどう接していきますか？