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3月24日 6 キビカリ

終わりました!
私たちのグループの畑!!!!!

ざわわ がなくなったよーーー。

島としてはまだ残っているので
これからは他のグループのお手伝いです。



ここがこの島のサトウキビ刈り取りの
すごいとこなんですけど、
他の島は個人で刈り取りを行います。

それに対してここでは畑主同士組を組んで
みんなで作業を
行います。
手刈りなのでどうしても人手が必要。
畑主によって畑の量も違う。
みんなで組んでやれば畑の多い人も少ない人も
同じ労働力で終わらすことができる。
もちろん、畑が少ない人にたくさん働いてもらった分は
賃金として支払われるので損はありません。

そしてさらにすごいのが、
自分の組が終わったら次は他の組の応援が始まります。

これは精糖工場は24時間工場を止めないため
一定量のサトウキビが必要、かつ
期間を決めてやらないと効率が悪い
ということに起因します。

みんなで島中のサトウキビを刈りにかかります。

応援中は作業者の賃金もUPします。
賃金UP分も畑の主から作業者に支払われます。

つまり、最後まで残るとみんなにたくさん
お金を支払わなければいけないということ。

畑主は最後にならないよう必死です。

このシステムによりだらだら作業せず
せかせかと効率的にサトウキビを
枯らすことなく刈り取りできています。

他の島では精糖工場の締めに間に合わず
枯らしてしまう畑もたくさんあるとか。

この沖縄に古くから根付く ゆい の文化を
うまく取り入れたシステムにより
この島のキビカリは上手くいっています。



応援を呼ぶ前に畑を終わらせることが出来て
畑主達も一安心です。

最後はごほうびにアイスやジュースを頂いて
畑でゆんたくしました。


きょうの午後から明日まで
お休みで明後日から応援作業。
賃金UPだしがんばろーーー。








って思ってたらきました。



昼からは他の人の畑手伝いにいくよ。

え、早っ。


びっくりしましたが、
他の畑も手伝わせていただきました。

とっても気さくな主様でお喋りしながら
休憩にはジュースも頂いて、、
ありがとうございました。


またどこかで会えたらよろしくな って。


なんとなく心温まる今日のお仕事でした。

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