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したかもしれない恐怖(誹謗中傷・名誉毀損。した・されただけじゃないこと……)

怖い怖い怖い……

たった1度の書き込み。

あの日から、毎日そう思うようになりました。




始まり


ある日、大人の世界に足を踏み入れました。

元々興味のあったお店です。
大人の世界なんでね。
いつもは慎重に選ぶけど、その時はなぜか勢いで利用しました。

元々自分に興味が無いとか、自分が嫌いとか、周りと比べて……というのがありました。
だから、負けたくないというか意地というか、とにかく、「わーっ!」ってなって勢いで利用したんだと思います。

いい年した大人が何言ってんだって感じですが……。

利用して、色々嫌だなと思うことがありました。
それが当たり前なのかどうなのか、私には分かりません。
でも、私は嫌だと思いました。

そこで、なぜかお店ではなく掲示板に、その時あったことを書きました。

それが、毎日が怖くて苦しくて、つらい日々になる始まりでした。


間違った正義感


タイトルに間違った正義感って書いたけど、
「ヒーローになった!」とか
「私が皆を守るんだ!!」
みたいな思いは全く無かったです。

「こういうことがあった。
だから、そういうことを気にする人は気をつけてね」

ただ、これだけの感覚です。

「こういうことがあって嫌だったから、皆も気をつけて」

何気ないこの言葉。
今まで生きてきた中で、何度か思うことがあったと思います。

その何気ない言葉。
何度か思うことがあったであろうその言葉。

その言葉で、苦しむことになりました。


始まった瞬間


書いた時は全く気になりませんでした。
でも、その後に書かれた掲示板の一言。

【こういうこと書いて示談になった人がいる】

その言葉で不安が私を一気に襲いました。

よく考えたらそうですよね。
書き方によっては、営業妨害や店の信用を落とすことになるから。

でも、私が書いたのは本当のこと。
大丈夫!!
そう思いたかった。

そう思いたかったけど、気になって示談のことを調べていきました。

調べていく中で出てきました。
名誉毀損とか開示請求とか民事とか懲役とか

一気に不安から恐怖へと変わりました。

「示談ってことはお金払うよね?
そんなお金あるかな?家族にバレる……。
なんて話せば……」
「開示請求ってことは、私が悪いってことだし、下手したら家族にバレるよね?
なんて話せば……」
「名誉毀損したつもりはない……」
「警察……、裁判……」

ずっと頭の中をグルグルしてます。
それは今もです。
不安ばっかりです。

「嫌だと思ったことを書いただけなのに……」
始まりは本当にこれでした。

恥ずかしながら、本当のことを書けば何も問題はない。
大丈夫だと思っていました。

でも、実際は違います。
本当のことでも、名誉毀損になる可能性があります。

掲示板を利用してまだ数日です。
開示請求には少し時間がかかるそうなんですが、「もしかしたら」のその瞬間から、恐怖しかありません。

もし開示請求となった場合、いつそれが来るか分かりません。
忘れた頃かもしれないですし。
(忘れた頃と言っても、毎日怖くて忘れられませんが……)

そう考えると怖くてどうしようもありません。
元々は私が悪い。
そうなんですが、こんなことになるなんて……と後悔・反省しています。

最初から書かなければこうならなかったのは事実です。
事実ですが、やってしまった。

だからそれが怖い。

誰でも利用できるから誰でも加害者になるとよく聞きます。
でも、私は大丈夫だと思っていました。

悪口なんて書かないし、捕まりたくないからと。

そう思っていたのに、今は恐怖と不安しかない。
始まりはなんでもいいんです。
どんな書き込みでもいいんです。
それが行き過ぎると……、
いえ、行き過ぎてなくても、加害者になる可能性があるんです。

私は今も開示請求されるかもという不安でいっぱいです。

私には家族がいます。
もし家族と離れることになったら?
そう考えると苦しくて涙が出てきます。

不安で食欲が無くなりました。
食欲なんて、そんなことはどうでもいい。

開示請求されるかもという不安と恐怖。
そして、家族と離れることになるかもしれないという悲しさが押し寄せてきます。

今まで一緒にいる中で、
「うるさいな」「めんどくさいな」
と思うことはたしかにありました。
でも、離れることになるかもしれないと考えた時、離れたくないと心の底から思いました。

開示請求されるかもはたしかに不安だし怖いです。
でも、それよりも家族と離れるかもしれない。
これが1番つらいし悲しいし不安です。

今後、私はどうなるか分かりません。
何事もなく終わるかもしれないし、開示請求されるかもですし。

どうなるかは分かりませんが、こんな思いは二度としたくありません。
こんな思いをする方も増えてほしくありません。

だから、こうして書くことに決めました。
この文章に、どれだけの力があるかは分かりません。
全く無いかもしれないですし。

でも、それでも、私は書かないといけないと思いました。
この文章が少しでも掲示板やSNSへのその書き込みは正しいのか、行き過ぎた行動ではないかを改めて考えるきっかけになってくれればと思います。

あなたの大切な人。
あなたの大切なもの。
あなたの失いたくないもの。
そして何より、あなた自身を忘れませんように。

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