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自分で大学の学費を支払い卒業した話

こんにちは。

早速ですが、タイトルにある通り
私は親からの仕送りや学費の支援一切なしで都内の大学に入学しました。

今回は、実際にどうやって大学進学できたのかついて書きたいと思います。
※あくまで参考としてご覧いただければ幸いです。

目次
・当時の家庭状況
・進学に至るまでの5つのステップ
・最後に(この記事を書いた理由)

当時の家庭状況

まず最初に私の高校生の頃の環境について簡単にまとめます。

  • 地方在住

  • 母子家庭

  • 東京の私立大学に進学希望

ざっとこんな感じです。

地方に住んでいること、母子家庭で金銭的な余裕がないことから
母には「東京の大学にやる余裕はないよ」と言われていました。

ですが私があまりにも諦めないので、
「やりたいなら応援するから自分の力でやってみなさい。」
と言われました。その言葉をきっかけに、進学に必要なお金を工面する方法を考えました。

進学に至るまでの5つのステップ

そして以下が実際にやったことです☟

1.高校卒業後、上京した
まず、志望大学がある東京で一人暮らしをしよう!と考えました。
その理由として、地元に残り続けることで進学へのモチベーションが下がってしまうと感じたからです。それと正直なところ一人暮らしをしてみたい、東京に行ってみたいという思いもありました。そこで大学進学で上京する同級生に紛れて一人暮らしを始めました。
結局、住み始めた場所は都内の家賃激安・駅から徒歩40分のシェアハウスでした。学費を貯めるために家賃はなるべく抑えたかったので、激安物件を選びましたが一部屋四畳半くらいの激狭賃貸でした。(笑)

2.問題点を徹底的に洗い出す
次にお金が足りないと言ってもどのくらい足りないのかを知る必要がありました。
スタート:現時点の貯金額  ゴール:進学に必要な額
この二つを線で結ぶことで、準備する金額や目標額までの所要時間をイメージすることができました。具体的には、大学のHPから支払いフローや授業料の内訳などを調べました。
また私の場合は、家賃や食費などの生活費も課題だったので月の収入・支出もエクセルにまとめて視覚化しました。

3.フルタイムで二年間働いた
結論から言うと、高校卒業後すぐに進学するのはできませんでした。
正直、同級生との差が開くのが嫌でなるべく早く進学したかったのですが、こればかりは時間をかけてお金を稼ぐしかありませんでした。
その時の収入は月にもよりますが、平均して月20万円前後は稼いでおり、必要最低限以外はなるべく貯金に回すようにしていました。一番頑張っていた時は、一週間の食費を千円以内に抑えたりしたのですが、体を壊したのでおススメできません。

4.日本学生支援機構と大学の入学金免除に応募
入学時にかかる入学金+その後の学費を計算したところ、貯金だけで賄う事は到底難しいという事がわかりました。そのため日本学生支援機構に奨学の申請をしました。私は地方から東京の私立大学に行ったため借りられる上限MAXで申請しました。
また、大学入学金は申請時に推薦状を書いてもらえれば免除の応募ができたので、家族や高校の先生など頼める方にお願いし約50万円を免除してもらうことができました。大学独自の奨学金はHPを見たり、オープンキャンパスで質問したり積極的に情報収集することをおススメします。(入学後も好成績だと貰える奨学金があり、何回か免除してもらいました。それについては入学から卒業までを書く記事で具体的に話そうと思います。)

5.スキマ時間に勉強
私の大学は、入学するために最低でもTOEFL PBT475点以上の英語力が必要だったため、通勤時間や仕事の休憩中に英単語や文法を覚えていました。

お金もなく、平日は仕事もあり時間が限られていたので低コスト+手軽に使える英語のアプリなどを導入。一方、週末は時間があったので、がっつり参考書や過去問などに時間をかけて勉強をしていました。意外と隙間時間は見つけられるので、ドライヤーで髪を乾かすときなど隙があれば勉強をしていました。最終的に入学の前年には、出願可能なスコアを取る事ができました(英語の勉強方法や大学についても別の記事で話そうと思います)

・結論
金銭的な問題があっても、時間をかけ、資金準備をし、学力など足りない面を補う努力をすることができれば、自力で進学することは可能です。

最後に

最後に、この記事を書いた目的をお話しします。

私が進学する方法を模索し始めた時、
参考になる情報はほとんどありませんでした。
奨学金や学生ローンを使う、国公立の大学に進学する、成績優秀者で免除してもらう。こういった内容の情報はよく出てきましたが、
実体験として学費を自力で賄った人の情報を得られることはほとんどありませんでした。
その結果、とても孤独な気持ちになりました。
周りの友達は進学するかしないか悩む中、私は進学するという選択肢すらなく、周りに相談できず悩んでいました。

そのため当時の私と同じ状況の高校生や実際に金銭的な問題で今働いている方に向けてこの記事を書くことで、こんな風に大学に行けた人もいるんだと思って貰いたいです。
そして少しでも希望を持ってもらえればと思いこの記事を書きました。

以上、長くなりましたが地方済みの高校生が自力で都内の私立大学に進学した話でした。

※大学入学後~卒業の話についても別の記事で書こうと思っています。
興味を持っていただいた方は是非見てみてください。


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