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これから起業・独立するために必要な5つの準備(後編)

前編に引き続き、自分自身の会社設立時に感じたことを「これから起業・独立するために必要な5つの準備」(後編)というテーマで書きました。
 
結論は、前編でお伝えしたポイントを押さえた自分なりの準備プランを練ることに加え、「銀行法人口座開設を侮るなかれ」というお話です。

起業コンサルティングでお伝えするような話を惜しみもなくお伝えしていきたいと思います。
 
 
<目次>後編
準備4.絞り込んで差別化
準備5.自社HP・WEBサイト作成が重要
最後に
 

準備4.絞り込んで差別化


スモールビジネスの場合は、全てのお客様向けのサービスではなく見込みのお客様を絞り込む八方美人は誰からも相手にされない事を知るべしということです。
 
皆さんの想定するお客様はどんな方(年齢・性別・地域・興味関心等)で、その方にどのようなサービスを提供できるのでしょう?

私も経営者としてまだ未熟者なので、是非一緒に掘り下げて考えて行きたいです。
 
この辺りのことを少し勉強されたい方にお勧めしたい書籍がありますのでご案内しておきます。書籍名は「ブランディングの教科書」です。

https://amzn.to/3y8c8Xu

マーケティングの軸として「ブランドポジショニング・ステートメント」の作成をおススメします。

文章を記述することで「ターゲットから見たブランドの役割」を文章化し明確化します。

これがすらすらと書けるようになれば、ポジショニングマップ上でも独自ブランドとして成長していくことになるのでしょう。私も書きながら都度見直しています。
 

準備5.自社ホームページ・WEBサイト作成が重要


 
起業する際は、自己開示ファーストです。
必ず自社のホームページを持ち、情報公開を堂々としましょう。
皆さんの会社や経営者が出す情報配信は、お客様・ユーザー・金融機関の方がホームページで検索して確認しています。
 
最近起業した人は実感されていることですが、
現在、新規で銀行法人口座を開設するのはとても厳しいです。
 
これは「犯罪による収益の移転防止に関する法律」制定が大きな影響を与えており、資金洗浄(マネーロンダリング)およびテロ資金供与対策のため、警察庁が金融機関に対し新規の法人口座開設審査の厳格化を求めたことが背景にある理由です。
 
ホームページの有無・ホームページでの事業紹介や経営者のコメント等は口座開設審査の結果に大きく左右していると推察できます。
 

ホームページ制作について
■コンテンツ。
少なくてもホームページには「経営理念・企業情報・経営者の写真・経営者の簡単な経歴・サービス内容・問い合わせ先・連絡先」の情報が無いと会社理解が進まないと思います。加えて「お客様からの声・経営者ブログ」があれば十分です。
私も4月よりこのnoteでSAIMONブログを書き始めました。
 
■制作に関して。
制作会社への丸投げはせず、自身でWordpressを購入(無料版あり)されて一度は試行錯誤しながら作ってみることを強くお勧めします。
 
 Youtube動画で検索をすれば、その道のプロがホームページの作り方を丁寧に解説してる動画を幾つも探し出すことがいつでも可能です。(最終的にはプロに頼むことになりますが、最初から完全丸投げしたサイトと苦労して言語化したサイトとでは、思い入れが違い第三者からの見え方も変わってくると思うからです)
 
経験から言うと、HPの基本設計(骨子)や言語化は自分が行い、最後の見せ方や見栄え、使用する素材のチョイスはプロのデザイナーにお願いする。この円滑な連携がベストだと実感しています。
 
私自身も昨年末から年始は、聞いたことも無いシステム用語と闘いながら悶々とWordpressでHP制作を行っておりました(涙)。

とある失敗が転機となり、その解決に向けサポートして下さったデザインセンスの良い「デザタク」さんと知り合うことができました。私が最初にデザタクさんにリクエストした内容は「清潔感のあるシンプルなサイトにしたい」ということだけ。4か月間は全てチャットのやり取りでHIKARIEのサイトが完成しています。サイトのリバイスや新規コンテンツ制作を阿吽の呼吸で連携できる仲です。


最後に

今回も気合が入ってしまい、前編・後編の2部になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

起業・独立に向けた不安が少しでも薄れたと感じてもらえたら、それだけで嬉しいです。
 

今日から5月。次は人生・相続のことを書きます。
また次回、楽しみにしてください。

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