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第19節VS大分トリニータ(H)

6月9日(日)に開催されたJ2リーグ第19節。
アウェー連戦からホームに戻っての一戦。

今節も試合を振り返るとともに、スタメンフル出場を果たした安部選手に試合後のインタビューを行いました。さらに今回は、リーグ前半戦を終え折り返し地点に立ついま、安部選手がどんなことを感じているのか聞くことができました。ぜひご覧ください。


■スターティングメンバー

スターティングメンバー 4-2-1-3

■結果

モンテディオ山形 0-0 大分トリニータ
・得点者無し

前節の群馬戦に続き、またしてもスコアレスドロー。スタッツを見ても、シュート数20本(枠内6本)と、終始圧倒していた中で最後までゴールネットを揺らすことができず、勝ち点1を分け合う形となった。守備陣の奮闘が光る試合が続くが、やはり攻撃陣の爆発が待ち遠しい。ここからミッドウィークの天皇杯も挟み、連戦となるからこそ、今まで控えだった選手にも必ずチャンスは回ってくるだろう。こういった流れを断ち切るためには、チャンスをものにできる、新たなヒーローが必要である。どれだけゴールに貪欲に向かっていけるか、天皇杯、そして次節のアウェー鹿児島戦に期待していきたい。

(ライター:太田隼矢)

■安部選手試合後インタビュー

Q.大分戦お疲れ様でした。終始ゲームを支配していた印象でしたが、まずは90分振り返ってみていかがですか?

A.誰が見てもわかるようなゲーム展開でしたし、得点を取らなければならないような展開であったことは間違いありません。
守備面でも多くのことが改善され、ボックス近辺での不安要素は取り除かれつつあると感じています。

Q.2試合続けてのスコアレスドローという結果となりましたが、攻撃の面での課題は、どういったところにあると感じていますか?

A.「決定力」という言葉で解決していいと思います。ロッカールームでも選手たちが口々に練習の形や取り組みに対しての変化を起こさなければならないと言っていました。
これから勝つチームになるために、これまでの多くのミスを経験を成功に変換していかなければなりません。そういう風に考えています。

Q.一方で、3試合連続でのクリーンシートと、やはり安部選手の復帰がチームに安定感をもたらしているように感じます。その点においてはどのように評価されていますか?

A.限りなく「yes」に近いと思います。
というのも、僕自身このチームの選手の技術的・身体的クオリティーを見ていても、かなり強いチームになれる人材が多くいると感じていました。(メンバー外やベンチ、スタメン問わず)
そこに対しての結果や内容、立ち振る舞いに不満がありました。
もちろん戦術的なアプローチは外から見ていたため言いました。それ以上に精神的自信を刺激することと、勝負へのこだわりを浸透させることで少なくともここ3試合はクリーンシートになっているのではないかと感じています。
それとは別に、南選手と小西選手の両ボランチの目立つことのない活躍も一役を担っていると思います。

Q.ここからの連戦に向けて「すべての試合で勝利したい!」というコメントもありました。ぜひ勝利を期待しております!

A.口先だけの人間にならんように努力します。

■シーズン前半振り返り

山形はシーズン前半を、「6勝4敗9分け 勝ち点22」の「14位」で折り返すことになりました。安部選手は、開幕から数試合はスタメン出場こそなかったものの、ルヴァンカップ後のいわき戦からスタメンを奪取。連敗が続いていた中で、救世主かのように安部選手が登場し、攻守ともに活躍が光るシーズン前半となりました。

そんな安部選手にシーズン前半戦を振り返っていただきました。

Q.まずはチームとして、シーズン前半の成績についてどのように感じていますか?

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