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宇宙人からの質問 その2

続きです。
手術台に歩いていき・・・
横になって口元にマスクを被せられました。
「は~い。深呼吸して~。」
記憶がなくなりました。
覚えているのは看護婦さんに
何やら話しかけられながら
手術室から運び出されていること。
ふたたび気が付くとそこは個室の病室。
時計が目に入ったので時間を見ると夕方の4時。
そして段々と切れていく麻酔。
それと共に増していく痛み。
世界中の痛み止めを飲みたいと思ったほど。
(痛みに弱い人って運動神経が良い人って
 研究結果が出ているんだよ、と
 貴闘力関がおっしゃっていました・・
 あ、余談でしたね)
軽く咳払いするだけで激痛が腹部に走り抜ける・・
鼻をかむだけで一苦労・・・
歩けないしトイレも行けないから
知らぬ間に下半身に装置が付けられていました。
それ外す時は意識がある程度はっきり戻った時なんで
若い看護婦さんにバッチリ見られてしまいました。
え、何を?・・って。
想像にお任せします。
宇宙人にも標準装備されているのです。
あんまり立派ではありませんがね。
次はもう少しゴージャスな装置を導入しようと思います。
話を戻します。
さすがプロですね。
キッチリ業務をこなして機械を運び去っていきました。
翌日一般病棟に移動。
消灯時間になり横になるのですが
眠りに落ちるときに身体がビクッとなる時、
同時に激痛が走り抜けるのです。
それの繰り返し。
しまいには寝るのが嫌になってしまいました。
そんな中で迎えた誕生日。
なんと病院で・・・想像だにしない出来事・・
その日の病院食には
手作りのメッセージカードが添えてありました。
これは大切に保管してあります。
結局入院したのは4泊5日だったと思います。
その後は自宅療養。
散歩もままならず歩いていて
おじいさんにも抜かれていく始末。
その後もゆっくりと療養に専念し
順調に回復していく宇宙人。
会社に復帰してから同僚たちに聞かれました。
「何してたの?」
今回の事は誰にも言ってなかったので。

「二重と痩身、鼻の整形で入院していたんだよ」
「なら、成功ですね!😀」

何が成功ですね!だよ。
うるさいよ。

ということでリアルでは
こんなキャラで通している私ですが、
今も無事に生きております。
おとといの、去年の事を思い出すような
具合の悪さからも無事回復。
最近少しオーバーワーク気味でしたから・・
無理は良くないですね。
で、だいぶ話が逸れましたが
(これ第三部になるかもしれない・・・😓)
何が書きたかったのかというと
「自動書記により質問に答えます」
僕がフォローさせて頂いている
さくスピ好きさん、
この方に質問を送り色々と答えて頂いたのです。

その中で記憶は身体に記憶されるって。
なるほど・・だからか・・・
思い当たる節があるのです。
長年にわたり制服を着る仕事についています。
ある意味では接客業。
というわけでいわれのない八つ当たりや
罵詈雑言の蔓延る業界なわけです。
今いる会社は滅多に起きないですが
以前就業していた会社では
そりゃもう毎日が修羅場でした。
耳元で怒鳴られるし、名前は呼び捨て、
「おい!」「おまえよぉ!」なんてのは日常茶飯事。
入社して4年位はそれらの事象を
正面から受け止めて業務にあたっていましたが
途中から諦めました。
きりがないので。
「これではもたない。
 自分の意識が変わるしかない・・・」
他の営業所では従業員が自ら命を絶つという事象もありました。
全国のあちこちで起きています。
そんな職場です。
で、長年の訓練のお陰で僕の意識は
ものの見事に変化を遂げられました。
今では隣りに隕石が堕ちてきても
平気で飯食っていられる。
そんな神経の持ち主です。
ただ身体が・・・
ここでやっと本題に入れる(笑)
身体が記憶している。
内臓にも記憶されるということでしょうね。
長年の怒りを内臓にため込んでしまっていた・・・
それはもう激しい怒りですよ、これは。
酷い時は出会って数秒の人間から罵詈雑言の嵐ですからね。
何か言い返そうものなら相手は更に激昂していきますから。
僕が今いる業界の最終形態は「お地蔵さん」
ここまで行けば立派です。
仕上がっています。
何を言われても「無」
相手は最初から喧嘩腰ですから。
あ・・また話逸れましたね😓
自分の場合は激しい怒りを内臓に溜め込んでいたのです。
しかも長年に渡る怒り・・・
それを見事に抑えきり精神的に成長を遂げて・・
しかし身体はそうは行かなかった。
ということです。
実際ギリギリだったそうです。
だから全てが緊急処置だったのです。
医者と凄く献身的な看護師の方々に救われました。
命の恩人です。
もちろん妻と妻の家族の支えもありました。

あと少し遅かったらここには居ない。
そんな世界線もありましたからね。

そうそう、話を戻しますと記憶って身体に刻まれていくのですね。
で、肉体を脱ぐときに生まれてから死ぬまでの映像を観させられる。
ならば面白い映像の方が観ていて楽しいですよね。
他人をだましたり陥れたり暴力ふるっていたり
泣かしたりしている映像を延々と観せられるよりは。

とここで一旦切ります。
やはり第三部へ続きます・・・😓


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