正直サラリーマンって奴隷か懲役刑みたいなもんだと思ってました【早期退職したので言う】
正直言っていいですか?
ずっと思っていたことですが。
まあ、自分の場合サラリーマンと言うか、公務員だったんですが。
なんだか奴隷か懲役刑みたいだったなあ、と。
仕事という鎖に繋がれた生活を一生するわけでしょう。
いやいや、「そんなことはない、私は自分の仕事が大好きだ、毎日楽しく働いている」っていう人もね、そりゃ、いるでしょうよ。
好きで好きで、いくら働いても苦にならない、なんて。
しかしそんな人、世の中に何パーセント存在するんですかね?
たいていの人が、毎日嫌々働いてるんじゃないですかね??
勤め人(給与所得労働者・サラリーマン)がオモんない理由
・時間がかかり過ぎ
・搾取され過ぎ
俺が思うに、この2つが主な理由じゃないかと。
どちらも、人生にとって大事なものを奪われ過ぎなんじゃないかと、思ったわけですが。
【時間】
まあ、労働者ってのは自分の労働力を提供してその対価として給料もらうわけでしょう?
そりゃその通りでしょうがないんですけど、労働力を提供するには、自分の時間も切り売りしなきゃならんわけでしょう?
この時間ってのがけっこう長くてね。
仮に、1日8時間労働プラス通勤時間と、出勤のための準備時間まで足したら、軽く10時間は超えるわけで。
まあ1日の半分くらいそれらで潰れるわけですよね。
しかもそれを40年とか続けるわけだ。
人生の半分くらいは不自由な生活を強いられるわけで。
ある意味、「不自由」と引き換えに給料もらっているわけですがね。
俺は、この「時間」の提供が凄く不利だと思っていて、これが面白くなかった。
仕事ってのはね、忙しい時は忙しいのだけれど、そうじゃない時もあるでしょう。
でも簡単に休暇取れないので、実はヒマなんだけど、先の先の仕事探して、準備したり、やらなくても良い作業仕事を作り出したり、まあ~それで時間を浪費するんですよ。
だって職場で、ただ暇そうにしてると、何か言われちゃうでしょう?
言われないかもしれないけど、自分がヒマなのは困りますw
時間ってのは人生を構成する重要なファクターだと思っている。
浪費したり失ったりすると2度とそれを取り戻すことができない。
生きるために金が必要で、金を得るには労働しなければならない。
そこまでは良い。
通常、労働力の提供というか、生産性こそが重視されていて、時間の方は重要性を軽視、または疎かになっていないか。
労働力の対価に給料を得ているのに、時間だけは消費、労費されてその対価はない。何も残らず、最後はゼロです。
つまり人生の残り時間は減る一方で、増えたりしません。
【搾取】
あと、この給料ですけど。これも問題ありだなと。
搾取というのはちょっと語弊餅があるかもしれませんが、俺が何となく変だなーと思っていたこと。
俺たちの給料って、
税金と社会保障負担(社会保険のたぐい)をあらかじめ、たんまり差し引かれてから、その残りを頂戴するわけですよね。
【給料日】
国「所得税もらっとくわ」
市町村「住民税もらうわ」
年金機構「年金保険料頂戴」
健康保険の各団体「健康保険料ね~♪」
雇い主「・・・んじゃこれ、残ったのが君の取り分ね。来月もよろしゅう」
俺「・・・・ありがてぇ(涙目)」
以前、「本家ブログ」で以下のとおり計算して記事にしたことがある。
給料から税金と社会保障負担、その他もろもろで天引きされるのは約22%です。いや22%ですよ???
結果、毎月貰う給料って、各種手当(住居、通勤、扶養)が付いているはずが、最終的に手取り金額が本俸より少なくなってんのw
手当支給の意味あんのけ??
少なくとも、俺は貰っている感が非常に薄かったんですけどね。
何しろ手当ってのは非課税じゃないんで(通勤手当の一部は非課税になるけど)。
搾取され過ぎ、というのはこれを指しています。
【年金の行先の謎】
まあアレですよ、社会保障負担には厚生年金保険料が含まれてて、将来それが自分に戻ってくる、という言い分もあるでしょう。
でもここに重大な嘘がある。
騙されちゃいけません。
明らかに、戻ってこないですよ、理論的に言って。
皆さん厚生年金保険料の額を、給料明細で見るでしょう。
まあ、こんなもんか、と思うかもしれませんが、実は、
厚生年金保険料はその2倍かかっています。
ちなみに健康保険料もそうです。
じゃあその2倍のうち半分はどうなっているのかというと、そりゃ会社が払っているんですよ、毎月ね。
社会保険料は労使折半と言うて、本来の保険料の半分を雇用する側が払っています。
これは公務員の世界でも同じ(社会保険じゃなくて共済組合)。
地方自治体が人件費という予算から払っている(正確には共済費という名目)。
考えてみればおかしな話で。
「ねんきん定期便」を見ると、今まで払った年金保険料は、あなたの給料明細に出てくるアレ、あれだけが支払額として年金計算されています。
会社・自治体が負担したもう半分はどこへ行ってしまったのでしょう?
日本年金機構のHPには次のような記述があります。
ん?つまりどゆこと??
てか、給付って、誰の???被用者も含めて???
よくわかんねーーー!!!うまいこと胡麻化してねえか!!!???
俺はこれが一番大きな搾取だと思っています。
【金なんか貯まらないよ】
次に税金ね。
これはみんな制度上しょうがないと思っているかもしれんが、不親切です。
場合によっては税金取られ過ぎても気づかない、巧妙な小ずるい設計になっています。
この辺は説明すると長くなるので今回は割愛しますが、そのうちnoteに書くかもしれません。
次に、
生きているだけで住居費(家賃)、燃料費、光熱水費、NHKの視聴料wまで、合わせて20%は口座から引かれるでしょう。
住宅や車のローンなんかあったら、もっと無くなるわけだ。
これでもう、だいたい給料の半分ほどなくなっており、ここからさらに、通常の生活費、食料だとか嗜好品、衣服代と消えていくわけです。
とてもじゃないけど、そりゃ普通、金も貯まらんよね。
実は古代の奴隷制の方がマシ
これは年数の決まった、まるで懲役だ。
懲役40年の牢獄です。
(実際は高卒で働き始める職員も多いし、現在公務員の定年が65歳になっているので、正確な刑期は46年ですw)
奴隷制度にも似ているけど、
古代ローマ時代の奴隷って、案外お金貯めて、それを主(あるじ)に払って、自由になれたりしたそうですよ。
つまりお金を払って奴隷の身分から解放される。
自分自身の人生・自由を買うのだ。
しかるに、今の勤め人ときたらどうだ。
上記の理由により、金がなかなか貯まらないから、労働奴隷の身分から解放されない。
昔の奴隷の方がまだ上等じゃないですか。
まとめ!
つまりですね、サラリーマンの何が問題かっていうと、本人がわかんないうちに色んなもの、大事なもんが人生から、給料から、銀行口座からパカパカ引っこ抜かれるのが気に喰わんのです。
時間もそうだし、
税金もそうだし、
正体のよくわかんない社会保障負担もね!
で、このあらかじめ天引きされるシステムに、みんなどっぷり浸かっちゃって、おかしな部分に気づかない、気づけないようにしているっていうのも何か謀略めいたものを感じるんです。
お偉い方々はもしかして俺たちのこと皆アホやと思てるんかしら?
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