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アダルトチルドレンのパートナー選び

アダルトチルドレンは「誰かの役に立ちたい」という承認欲求が強い傾向があります。

そこには役に立つことで「褒められる」というご褒美を得るという目的があります。
これは子供の頃、親から褒められるように、親に見捨てられないように、という「間違った思い込み」が作られているからです。

これが成長するに連れて「役に立たなければ」といった強迫観念になることもあり、それが出来ていない自分を「役立たず」として自己否定してしまうことにもなっています。

アダルトチルドレンは医療や福祉関連のお仕事に就く方が多い、とお伝えしていますが、これはその「ご褒美」が手っ取り早く得られるからです。
患者さんや利用者さんから褒められる、お礼を言われることで自分の承認欲求を満たそうとするからです。

ただそれを職場の同僚などにもしてしまうため、必要以上の仕事を独りで抱え込んでしまい、心身ともに疲弊してしまうという結果につながってしまいがちです。

このような人間関係には「共依存」が存在しています。

そしてその歪んだ人間関係の築き方は、パートナー選びにも反映されてしまいます。

その相手にいわゆる「ダメ人間」を自ら選択してしまうんですね。

その相手にも依存傾向があり、その部分でお互いに惹かれ合ってしまいます。
ですが付き合ううちに始めは対等であったはずの関係性が少しづつ、依存する側とされる側に分かれていき、一方は搾取する側、もう一方は搾取される側になってしまいます。

一番分かりやすい例は「働く側」が「働かない側」を献身的に支える、という図式です。

働く側としては「この人は働きもしない、遊んでばかりのダメな人だけど、でも私を大切にしてくれるから」なんていう想いがそこにあったりします。

これは結果として、そのパートナーを更にダメにしていくという悪循環を生んでしまいます。

実際に私のところへ恋愛や夫婦関係の悩みで来られる方の多くは、このようなパートナーとの関係性になってしまったりしています。
中には自分でもその傾向に気付いている方も居るのですが、それを認めたくないという意識が働いていたり、どうすれば良いのかは分かっているんだけど出来ない、という方も居ます。

そのような方々は大抵、それまでの恋愛で同じようなことを繰り返していることが多いモノなので、今までのパートナー選びで常に失敗してしまっているという方は、まず自分の中にあるその「依存傾向」に気付く必要があります。

自分の依存傾向に気付き、それを改善していくことが出来ればそれ以降は健全なパートナーと出会えるようになり、その後の人生も大きく変わって行きます。

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栃木県 アダルトチルドレン・ココロの病克服カウンセリング
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須藤 勝則

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