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「並」の先生をエンジョイするなら、朝に学校内を回った方がいい。

名人は経験豊富だったり、その能力の高さから頭の中で
シュミレーションができて、何でも イメージできたり
予定を立てたりできます。
でもこれから上手になっていく「並」の先生や
たくさんのことを同時進行させている「並」の先生は
そういうわけにもいかないので、周りの状況に合わせて
仕事を進めていくことが大事です。
そのために効果的なのが、朝一番に学校中をぐるっと見て回ること。
今回はその効能についてお話します。

1、今みんなが 何をしているのかが把握できる。
これかなりおすすめで、自分のクラスの進行状況は適正かとか
何をしないといけないのかなどが、はっきり分かります。
また、忘れてたことも隣のクラスがやってることに気がつくと
防げるので自分のミスを減らすためにも有効です。

2、今不足しているものがわかる
これは単純に道具の過不足のことです。
例えば よそのクラスで効果的に使われている道具があったとして
それを自分のとこでもしたいなと思った時に
道具の数があるのかを確認できます。
なければ来年度の予算に組んでもらう際に、
早ければ 今年度の消耗品の購入の際に購入してもらったり
というのができます。
仕事の生産性上げるためには、適切な道具が必要で、
みんなが使える数があるとさらに生産性が上がります。
またクラスによって道具に差があったら
保護者さんは不安感を感じたりもします。
それを防ぐためにも見て回るのが必要と思います。

3、 壊れ具合や 片付け具合で、そこのクラスの先生がどれぐらい 困ってるの   
  かを推し量ることができる

「並」の先生の中には中堅世代の方もいると思います。
そうなるといろんな人をフォローする立場にあるのですが、
これ1つ間違えると自分の思い込みで相手を傷つけることにも
なりかねません。そのため情報収集は大事なのですが
覗いた教室の様子を見て道具の片づけ具合いや、床や机の状態で
ある程度分かります。
私は以前あまりにも ロッカーが乱れたクラスがあり質問したところ
子ども同士がこっそりいろいろやり合っていて悩んでる状況でした。
また、黒板を消さずにそのままにしてたクラスがあり、
よくよく聞いてみると病気を隠して働いていることがわかりました。
自分一人の生産性を上げるためのことだけじゃなく
集団全体で生産性を上げると結果的にかなり自分が楽になるので
みんなが働きやすいような状況をするためのフォローは大事だと思います。 

以上です。最後に朝一番 って言っても、すごく早く行くのではなく
学校について最初にすることぐらいにとらえてもらえばいいかと思います。 よそのクラスを覗いてみる。
学校 1周してみるというのを おすすめします。

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