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「今日も我が家は」
皆様「おはこんばんちは」
鈴丸 カエル🐸です。
24年の2月初めの旗日、月曜日の朝10時に休日診療の受け付けへ入院の手続きをすると続々と同じ様な荷物をカートに載せた人が数人入院資料を出しチェックを受けていた。
どうやら入院予定の人は休日に来る事になっているようだった。
なぜなら、週の初めに手術が予定されているのだかららしい。
何人かいた同じ入院予定の人はエレベーターで他の階へと消えていったと思われた。
私と主人は病棟の一階(おそらく外科病棟らしく)談話室に案内されて看護師さんから説明を受けたのでした。
手術日の付き添いの話しになった時、元々深刻な状況では無い私、前回の入院手術の時も仕事で居なかった主人は軽く考えていたようで側にいなくても連絡が取れればいいだろうぐらいの感を出していた。
テキパキしてみるからに頭の良さそうな看護師さんは手術中は何が起こるか分からないので側にいてほしい事を、それとなくキツめに主人に伝えたのでした。
日にちと注意事項を付け加えると「ご主人はもうこれでお帰りいただいて結構です。」と促し帰るしかない状況を作った。
何故かその素っ気ない態度が、あぁ私は病院という管理下に置かれたのだなと感じたのでした。
そして主人と別れて病室へ案内されたのは4人部屋の南窓際だった。
名前を告げてご挨拶、「どうぞよろしくお願いいたします。」と頭を下げた。
直ぐに担当する看護師さんに挨拶されると手術の為の必要なものをチェックし、常備薬とお薬手帳を没収する様に持っていった。
バタバタと短時間で事が過ぎていった、
すると見計らった様に真向かいのベットのF田さんが話しかけて来てくれた。
荷物を整理しながらも私達はそれぞれの病気の事情から主人の悪口やお互い猫好きであると話しは盛り上がってあっという間に昼食の時間が来てしまった。
とにかく、これから快適に過ごせる準備をすませて部屋に付いているトイレに入った「確かトイレの鍵は閉めないでと看護師さん言ってたな」と思ったが付いていたので閉まるのかどうかと思い動かしてみると閉まるのだった。
出てくると斜め向かいのベットのMさんが「トイレは鍵閉めちゃダメなのよ。」と言った。
私は「ええ、でも付いていたので閉まるのかな?と思いまして・・・」と言った。
ちょっと探る様な感じのMさんにちょっと警戒心を抱いてしまった。
後々、日中開きっぱなしの廊下側を通る人や看護師さんの動きなどMさんは色々と人を観察していてアドバイスしてくれたりする人なのでした。
Mさんの真向かいのS崎さんは92歳の高齢な方で喋る事もなくただ、静かな方だった。
昼食が運ばれて来ると皆様カーテンの部屋の中で静かに食事をした。
私の最初の入院食はハヤシライスだったらしく薄味でもトマト風味の美味しいご飯でした。
その事を喜んでいるとMさんが最初のハヤシライスを喜んでいる私に可哀想にと言うのでした。
彼女は3ヶ月近く入院しているので食事に飽きてしまっている様なのでした。
しかもここの部屋は全員糖尿病だった、なので、味付けが全て薄味なのでした。
まずは、皆さま食前の血糖値を測るのが決まりなのでした。
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入院すると日中は糖分の無いお茶やコーヒーなどが飲んで良い事なので前回の入院の時に娘が用意してくれた映画館で購入したストロー付きのホルダーが便利だったので今回はアメリカ版ゴジラを採用したのです。
前回はスターウォーズでした。
すると、これらに興味がある看護師さんやスタッフさんが声をかけてくれるのである。
「ウワッ!これなんですか?」や「カッコイイですねー。」などと言われて御満悦な60過ぎのおばちゃんなんてビックリですよね。
でも、大抵ここから話しが出来て、話しのきっかけを掴むのに苦労しませんでした。
特に若い看護師さんと話しするきっかけになり「春休み前に是非にも西武園ゆうえんちのゴジラ・ザ・ライドに乗ってね!」とこちらも宣伝。
「前から行きたかったんです!絶対に行きますねー!」となった。
ここ23年から24年にかけて、我が家では「ゴジラー1.0」にはまり、これまで家族で5回、映画に行き民間宣伝部長さながら山崎監督の応援をしているのでした。
この時はまだVFXのアカデミーはノミネート候補だった。
ただこのホルダーのゴジラはアメリカ版ゴジラです。
でも・・・ゴジラは違えど「マイナスone見た⁉️」が私の合言葉になっていたのです。
私は食事に関しては有り難くて全て完食しておりました。
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ゴジラー1.0のホルダーは主人が貸してくれなかった。
シンウルトラマンは大きくてよかったのだけど私の趣味では無かったのでアメゴジにしたのでした。
つづく
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