プロフィールハンドルネーム あきやま 生年月日 1998年06月29日 住所 東京 職業 システムエンジニア 所属 理系とーくラボ 趣味 食事、散歩、数学 好きなもの 打首獄門同好会(バンド)、コウペンちゃん(イラスト)、封神演義(漫画) 苦手なもの 暴力系の作品、ホラー系の作品、筋の破綻した作品 信条 心の平和を保つこと 経歴小学生 成功 サッカーやってた。地区選抜に選ばれるところまでいけた。 失敗 数学に興味があったけど、難しそうでとっつけなかった。
あきやまです。 2024年5月5日の記事更新は、私事都合のためお休みします。 よろしくお願いします。
媒介変数$${t}$$で表された曲線$${(x, y) = (f(t), g(t))}$$に関して、下画像にある斜線部分の面積を2通りで表す。 一方は、大きな長方形の面積$${f(b)g(b)}$$から小さな長方形の面積$${f(a)g(a)}$$を除いたものとして表される。 $${f(b)g(b) - f(a)g(a)}$$ もう一方は、曲線$${(x, y) = (f(t), g(t))}$$と3直線$${x=f(a), x=f(b), y=0}$$で囲まれた面積$$
(残酷描写あり) 前を歩く男の背中を付いていきながら長い通路を歩いた。やがて、一つの小部屋にたどり着いた。小部屋の中は薄暗い。壁にかかったろうそくが揺らめいて、室内をわずかに照らしている。 「一番前の席に座れ」壁の一面に、よく磨かれた石版が懸けられていた。そして、石版と向き合うように椅子が列を為して並べられている。私は、言われたとおり一番前の席に座った。 私をこの小部屋へ連れた男が、石版の前に立った。左手には本を広げ、右手にはチョークを握っている。男は、一拍、部屋をぐる
異臭のする場所へ向かうと、明らか異変に気付いた。 扉の下の隙間から、赤い液体が流れている。 まだ乾き切っていない。 そして、先ほどのよりも大量の紙がぶち撒かれている。 すぐに逃げるべきだと思ったが、上手く身体を動かせなかった。 僅かな逡巡の間、扉が開いた。 扉から出てきたのは、先ほどオメガと会話していたもう一方の男だ。 「あれ、新入りの子じゃん。どうしたの?」 男は気さくに話しかけてきた。 「あ、いえ、オメガさんのところに行こうとしたら迷ってしまって……。」
まず、オメガたちと会った場所を目指した。 ほどなくして、$${a^2 + b^2 = c^2}$$の消し跡があるところまでたどり着いた。 そこから、オメガたちが歩いて行った方を目指した。 直進していくと、なんとなく異臭が漂ってきた。 「なんのにおいだろう?」 進めば進むほど、においが強くなっていく。 オメガの部屋を目指していたが、好奇心が働いて、先に異臭のする場所を突き止めようと思った。 場合によっては、一目散で逃げなければならないかもしれない。 異臭のする場
$${a^b = \overbrace{a \times a \times \dots \times a}^{b}}$$ この箇所を開いて、オメガが言っていた式をメモ用紙に書いた。 $${a^2 + b^2 = c^2}$$ つまりこの式は、こういうことだ。 $${a\times a + b\times b = c\times c}$$ この形ならわかる。 私は、オメガたちの会話を聞いていて、ゼータの講義中に考えていた"$${\frac{a}{b}}$$の次の数"
あきやまです。 2023年度に作成した記事の一覧化を行いました。 今後ともよろしくお願いします。
部分分数分解っぽく積分を解く (2023/04/22~2023/04/30) 部分分数分解という方法がある。 $${S = \frac{1}{1\cdot2} + \frac{1}{2\cdot3} + \frac{1}{3\cdot4} + \dots + \frac{1}{n(n+1)}}$$ 一つの項$${\frac{1}{k(k+1)}}$$に着目して、隣接二項の差に分解する。 $${\frac{1}{k(k+1)} = \frac{1}{k} - \fr
あてがわれた個室に案内されて、私は敷かれた布の上に寝っ転がって足を休めた。 だらりと手を投げ出しつつも、ペンを動かして今日ゼータから聞いた話の内容を整理している。 前に所属していた施設を辞めたときは不安でしょうがなかったが、ここにきて、今日ゼータから話を聞いて、ここでなら心穏やかに日々を過ごせそうだと思った。 数という、絶対不動の対象を信奉しているのなら、ある日突然なんとなく思い込んでいたことが間違いだったんじゃないかと思い悩んだり、生まれたときから信じていたものが危機
頭の中で今までゼータから聞いた話を転がしていた。 しばらくすると、ゼータが戻ってきた。 ゼータは再びチョークを手に取った。 「足し算を材料に引き算という操作を作り上げた。同じく足し算を材料に、また別の操作を作り上げてみよう。」 ゼータは石板に「足し算→引き算」と書き、今度は 足し算 ↓ と書き付けた。 「…自然な思考の流れ」 ゼータは口を開いた。 「『こういう操作が必要なんじゃないか』『こういう操作を新たに作れば便利になるんじゃないか』といった、思考の自
私、デルタは今、ろうそく揺らめく薄暗い小部屋で、椅子に腰かけて座っている。 支えを失った心の拠り所に"数"を求めて、数日前に団体であるハルモニア教団の門戸を叩いたところだ。 丁度、なぜハルモニア教団が"数"を信条するかという話を聞いた。 石板の前に立つ男、ゼータが口を開いた。 「"数"こそ森羅万象の共通項、だからこそ”数"の探究が世界の把握につながる。ゆえに我々ハルモニア教団は日夜"数"について研究する。」 ゼータは続けた。 「では次に、数にはどのような種類があるの
(物語風です) (後に残酷描写あり) 前を歩く男の背中を付いていきながら長い通路を歩いた。 やがて、一つの小部屋にたどり着いた。 小部屋の中は薄暗い。 壁にかかったろうそくが揺らめいて、室内をわずかに照らしている。 「一番前の席に座れ」 壁の一面に、よく磨かれた石版が懸けられていた。 そして、石版と向き合うように椅子が列を為して並べられている。 私は、言われたとおり一番前の席に座った。 私をこの小部屋へ連れた男が、石版の前に立った。 左手には本を広げ、右手にはチョークを
私の所属しているコミュニティ『理系とーくラボ』(https://community.camp-fire.jp/projects/view/269163)のポスターが公開されました。 このポスターに、以下のクイズを寄稿しました。 $${x^3 + y^3 = z^3}$$を満たす自然数$${x, y, z}$$は存在しません。 では、$${x^4 + y^4 + z^4= w^4}$$を満たす自然数$${x, y, z, w}$$は存在するか? ①存在する ②存在しない