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決別と容認

お久しぶりです。
クリームたっぷりのシュークリームにハマり、体重が増えて、内科医にダイエットを勧められたアラフォーです。

因みに、ハマっているシュークリームは、田口食品さんの物で、商品名は、ひかえめに言ってクリーム多めのシュークリーム・カスタード、です。ヘルパーさんにもお伝えしたら、そのヘルパーさんが、お友達にもお伝えしたらしく、布教活動になっています(笑)。ですが、私は、田口食品さんの関係者ではありません。

私は、暫く、投稿をお休みしていた。
なかなか書く気になれなかったのと、先月、母の五年祭があり(神道なので、◯回忌とは言わない)、バタバタしていて、気持ちが落ち着かなかったことが理由だ。

書く気になれなかったのは、自分が過去に受けた壮絶な虐めの加害者達と、今の私の心が、同じなのではないか、と思い、ショックを受けていたからだ。

強迫性障害の症状で、不潔恐怖というのがあるのだが、汚いことへの恐怖から、外出先で、不特定多数の人が触るドアノブが、触れなかったりする。

上記の様に、不特定多数の人が触れる物は、原則触れないし、もし触ったとしたら、必ず手を洗わないと気が済まない。

然し、人が触った物を汚い、と思うことは、私が、虐めの加害者達から、「汚い」「近づくな」「お前が触ったから、俺たちは触れなくなっただろうが!」と、私がプリント1枚触っただけでも罵られた日々を思い出し、今、私は、それと同じことをしているのではなかろうか?と思い、自己嫌悪感に苛まれていた。

私は彼らとは違う、と思いつつも、煩悶を繰り返し、結局は、同じ穴の狢だったのだ、と気付いた時、雷に打たれた様な衝撃が走り、自分の心を持ち直すことに、時間がかかってしまった。

いつまで経っても、虐めの記憶が追いかけてくるし、それから抜け出せず、汚れるのが怖くて、強迫性障害になったのに、人を汚いと思っている時点で、私の心が汚れていた。

人として、1番大切なものは、心。心無い人達から傷つけられてきて、私は、人を傷つけたくない、と思っていたのに、気付けば、私は奴らと同じことをしていた。

情けない。

人の役に立ちたい、なんて言っておいて、心の汚い私に、何が出来るのか。私は、偽善者だ。

だけど、それも自分だ。

私は、私を受け入れて、前に進まなくてはならない。

それが、嫌な自分であったとしても。

母が亡くなる1週間前、お見舞いに行った時、「後ろを向けば地獄。前だけを向いて進みなさい。」と言われた。

後ろを向けば地獄、とは、何かと言うと、両親と私は、姉から家庭内暴力を受けていた。

姉に家庭内をめちゃくちゃにされ、暴言、暴力、嫌がらせを受ける日々。
私は左手の薬指を折られ、手術をしたが、今でも、しっかり伸びない。失礼しちゃう!結婚指輪がはめられないかもしれない!(笑)彼氏すらいないですが…。

父が亡くなり、母はどんどん体調不良で衰弱し、病状が悪化していく姿を見て、私は、姉が憎くて堪らなかった。死ねばいいのに、この世から居なくなれ!と、心から思った。何なら、殺してやろうか、と、私の心は、憎しみでいっぱいだった。

そんな私の心中を察して、母は、後ろを向けば地獄、と言ったのだ。後ろを向く、と言うことは、過去や憎しみに囚われること。それに引きずり込まれることなく、前だけを向いて生きてほしい、と言う母の願いだったのだ。

今でも、憎しみは消えたわけでは無い。沸々と、姉に対する恨みが湧いてくることもある。

だが、その度に、母の言葉を思い出し、自分を奮い立たせ、ここまで生きて来た。

恨みや憎しみからは、何も生まれない。自分が堕ちていく。分かっていても、自分をコントロールするのは至難の業だ。

だが、私の生きている意味は、ここにあるのだ。

いつか、虐められていた過去や、姉への憎しみから解放されて、人や社会に尽くす人になってほしい、と言う母の願いを実現させる為に、私は生きている。
元々、人や社会に尽くすことは、私の人生の目標でもあったので、母の願いと、私の信念とが合わさり、それが原動力となり、私は生きてくることが出来た。

これからも、この願いが、私の生きている意味になるだろう。

諦めず、少しずつ、私は私を積み上げていく。

自己の完成を目指して。

久しぶりに書いたので、拙い文章で申し訳ない。

些かでも裨益するところあれば幸甚です。








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