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『価値イコールお金』ではないことがわかるとき

■生き方が表現の時代がやってきた


こんにちは。セラピスト心月です。

最近、ワークショップやお茶会などを通じてお話しした方の特徴があります。それは、ほとんどの人が「多彩な活動をしている」ということです。

以前からワークショップなどで出逢うかたはみんな、一言では語れない複数のお仕事をしているなあ、という印象がありました。
やはり、そのスピードや多彩ぶりは確実に増えているんですね。

ある意味、ボクもそうかも知れません。

ひと昔前だったら、児童施設の関わりをしながら、作品モデルをしたり、コラムを書いたり、ココロの話やカウンセリングもする、オリジナルコンテンツも販売する……

「いったい何屋さんなの?」と、ちょっぴりいぶかしげな目で見られたり、
「作品モデルって?」「よくわかんない人ですね」って、片付けられたりしたかも。

ですが、そんな時代はすっかり去りましたね。

さまざまな活動と、それらを役立てる方法をお教えするポジションを楽しみながら生き、仕事にしていることは、多様性が求められる流れにごく自然な働き方であって、特別なことではなくなった、と感じています。

ライフスタイルも、既存の安定スタイルからどんどん離れて、自分だけの生き方に沿った衣食住をしていますよね。

ある意味、生き方が表現、そんな感覚です。

■一瞬一瞬流動している


あなたは、いかがですか?

どんなスタイルで表現していても、それぞれが悦びとつながる情熱があり、
そのエネルギーから行動するのが「そのひと」

ボクたちの深い意識は一瞬一瞬「流動している」のだから、表現や生き方のスタイル、ライフスタイルも仕事も、複数あっていいと思います。

それが生きる命として自然だし、何よりバリエーションゆたかで楽しいですよね。

ボク自身、noteのようなオープンな場のコンテンツ発信も、オンラインコミュニティーというオフラインの場も、両方が表現スタイルです。

毎日クライアントさんに向き合ってカウンセリングだけをするという「専門のカウンセラー」ではなく、

好きなことや、目指す未来が同じという《出逢うべきして出逢う仲間たち》と、時間や場所を超えてわかちあえるコミュニティーという次元でお話をするのは、ボク自身の求められる使命を溢れるまま提供している、と強く感じるのです。

それに、このカオスな現代においてカウンセリングだけしかやらない人が
絶対的にプロのカウンセラーです!、ともいいきれない流れだと思いませんか?

■花が咲くのにテンプレートなんていらない


個性とは経歴。その人の歩いてきた道です。

どんな職種でも、(いえ、本来職業なんて特に問題ではなく)、
自分の本当の使命を知り、その、時間に着目していたいとボクは思います。

例えばそれが、家庭を守りあたたかい空間を作りだす主婦であっても、
営業に情熱を注ぐ時間が多くあっても、
自分磨きにかけるシフト期であっても、
次のフェーズに行くための休暇期間であっても、

その道ごと、瞬間瞬間に意味があるのですから。

肝心なのは、そのひとの

《その種が生かしきれる土壌(=場所)にいるかどうか。》

その上で、どんな花でも好きなように咲き誇っていられる自由さがあり、
それぞれが、自然で心地よいと感じられる循環が起き、大きな連鎖関係として巡るのが現代人の理想のスタイルではないかなと思うんですね。

これは、カウンセラーに限らず、アーティストや美容や健康にまつわるお仕事の方や、困っている人の意識の改善を目指す人……どのような表現スタイルにも通じること。

ですから、本物のコミュニティーというのはどこまでも自由でゆたかで、
仲間と一緒にどんどん変化融合していくことも自然な流れだと考えています。

■どんな価値を生み出すか?なんて社会思考はさよならです


誰もがご自身を活かしきる可能性を持っています。

そのエネルギーを余すことなく共有でき、個性や経歴を開放してゆけたら
それぞれがゆたかな気持ちで自己成長ができますよね。

もっといえば「集まってどんな価値を生み出すか?」
なんていうガチガチの社会思考のご意見もとうに昔のこと。

個性や経歴、哲学、得意なこと、好きなこと、生まれ持ったセンスまでトータルで自然にまかせてしまうのが《信頼と価値》につながってゆきます。

ぶっちゃけ、

お互いが多少の凸凹があっても、全体の中の個性として受けとめれば
すべて「じぶん」としてどんどん癒合できるはず。

最終的にバランスをとれると信頼しているので、すべてがどうにかなってゆくものです。

どこかで見聞きしたようなテンプレートなんておもしろくない。
色とりどり、酸いも甘いもあって、ディープで、不器用で、大人になりきれなくて……それでいいのだ、と。

器用になって、(なったふりをして)「価値」を作り、それを運営して利益を出すことだけがコミュニティーだ、としたら

「それって本当でしょうか?」とボクは問いたいのです。


「価値」イコールお金ではなく、

確実に人のためになり、ためになったことで生まれた気持ちや、その人の深いレベルで溢れた感謝、悦んでもらえた時に発する空間のエネルギー、

そうした目に見えないものが巡りめぐって利益として返ってくるものが

“本当の豊かさ”

だと考えています。

■生きる道しるべ、ありますか?


こうして、価値観の本音や裏話的なことを書くと、noteにはふさわしくない内容かもしれませんが、ボク個人の仕事の考え方にも通じる感覚なのです。

すでに、どなたも多様なビジネス社会の中で生きてゆくことになります。

同時に、資本主義も形態を変えつつあるといわれていながら、ボクたちは、ひとりでは生きて行けないこともその恐れを集合無意識として持っていることもわかっている。

その道しるべが必要なときがまさに、今の時代なのでしょう。

ここまでつらつらと書いているボク心月は、これからもセラピストとしてみなさんと楽しくお話をしたり、動画や音声を届けたり、コラムを書いたり、旅をしたり、あれこれと表現活動をしながら、

コミュニティの相談役というスタイルで流動的に、自分に真っすぐに生きてゆこうと思います。

良かったら、ボクと一緒に楽しんでくださいね。

生き方を表現にするコラムはこちらもどうぞ!


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