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Beautyについて。ボクが想う2〜3のこと。

ボクはトランスジェンダーモデルの活動をしながら、季刊誌「MITSUKI’S VOICE」の連載をしていました。今日はここnoteでもシェアしたいと思います。テーマはリクエストの多かった「Beauty」です。

ご紹介する「美しいあり方」のスキルは、どれも日常の中で簡単にできて、かつ健康的な心身をは育むためのものです。
巻末には《MyBestルール 心月流 美のリスト》としてまとめてみましたので、あなたの楽しくできそうなものを生活の中に取り入れてみてくださいね。

なお、noteに掲載している写真は、すべて未公開作品となります。すでに「MITSUKI’S VOICE」をご覧になられた方も楽しんでいただけたらうれしいです!

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■いつまでも生き生きとキレイでいるために

ボクを含め、ほとんどの現代人は人がストレスを抱えています。そのなかでも、大きな特徴が現れるのが「脳の疲れ」といわれています。

これは、身体を酷使するようなこと、激しい運動をしたあとに起こる筋肉の疲労ではありません。

自覚するしないにかかわらず、大量に流れ込む情報を脳が処理し続けなければならないことから来る疲労感のこと、を指します。


みなさんもご経験があるのではないでしょうか。
メールやSNSの着信がスマホに絶えず届く時代。子供の頃のような電話やポストの郵便物だけがコミュニケーションツールだった頃に比べると、いまは、常にチェック項目が複数ありマルチタスクな時代と言えます。さらに、そのスピードは年々確実に速くなっている気がします。

ボクのセルフコントロールの考え方では、ストレスの原因探しはしません。人それぞれの感じ方、捉え方は違うからです。

同じ現実に対してどう解釈するのか、なにに対して影響を受けていると感じているのか。自分にとってのストレスとは一体なんなのか?・・・・

その見つけ方と具体的な方法をボクなりにお伝えしています。

やり方は簡単。複雑そうに感じる要素をバラバラに紐解いてゆくことで、すぐに感情的になってしまうご自身の思考の癖がわかります。あなた自身がそれに気づき、手放すだけで、問題は自然に問題ではなくなるので安心して取り組んでいただけたらと思います。

「Beauty」がテーマの今回。
「脳ストレスって関係あるの?」と思われるかもしれません。

でも、ハッピーホルモンといわれる《セロトニン》《オキシトシン》とう脳内ホルモンのことは一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。その作用が自律神経などとも深く関連していることは言うまでもありません。

ココロにも大きく影響していますし、ボク自らもそのパワーの強さを痛いほど知っています。

そこで、これをお読みなっているみなさんのストレスの原因探しにピリオドを打っていただくために、ボクが実践しているハッピーホルモンの分泌を増やす方法を紹介します。

この機会に、脳ストレスとホルモンについて理解を深め、ご自身の理想の美へつなげていって下さい。

まずは、簡単なホルモンの種類と作用の解説、そして日常でできるストレスマネジメントの方法をお伝えします。後半は具体的なワークと、それを活用したボクの「心月流 美のリスト」も初公開!

最後に、「美しい心でいるためにできる3つのこと」と題して、セルフコントロールの智慧をシェアしています。ボクとともに、新しい時代の美を目指してゆきましょう。

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■セロトニンとオキシトシン

「美」を求める人に興味深いホルモンといえば、ハッピーホルモン《セロトニン》。セロトニンが不足すると、感情を抑制できず不安定になるため、ちょっとしたことで落ち込んだり、イライラしやすくなります。また、セロトニンの不足は睡眠ホルモン・メラトニンの不足にもつながり、眠りが浅くなったり眠れなくなったり。

不足がつづくとうつ病や不眠症になるなど、ココロとカラダの安定に大きく関係しています。

さらにセロトニンは食欲にも関連しています。ストレスとうまく付き合えず、寝不足をすると太りやすくなるともいわれているのはこのためです。

セロトニンは、腸に約90%、血液中に約8%、脳内に約2%が分布されているそうです。そのためココロの安定だけでなく、ボクたちの身体のさまざまな部分に作用しています。

また、脳内のセロトニンは「体内時計の調整」をキープします。
美しい生きかたに欠かせない《歓び》や《楽しさ》を司る「ドーパミン」と、恐怖や興奮を司る「ノルアドレナリン」の暴走を抑え、衝動行動や依存症を抑え、精神の安定を保ってくれているこころ強いホルモン作用です。


また、オキシトシンは、「抱擁ホルモン」とも呼ばれていて、ここ数年で注目度が高まっています。現代はリアルなコミュニケーションが不足し、コミュニケーションのほとんどがオンライン上で起こっているため、このオキシトシンが不足していると言われています。日本人は特に親愛表現としてのハグの習慣がないため、意識的にとりいれると良いとか。

というのも、オキシトシンの分泌によって、《幸せな気分になる》《ストレスが緩和される》《他者への信頼感が増す》《人と関わりたいという好奇心が増す》《肌ツヤが良くなり見た目も若々しくする》《記憶力向上》

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私の作品紹介

ボク自身の経験から「生きづらさ」を軽くする考え方や方法を発信しています。共感してくれる仲間を集めています!大切な仲間たちと気軽に集まれる居場所「MITSUKI HOUSE」実現を目指しています!!