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アトピー周辺知識23: 片頭痛

 自身の持病としてアレルギーやアトピー性皮膚炎以外に片頭痛がある。規則正しく生活している分にはほぼ問題無いが、一旦生活習慣が乱れ睡眠時間が短くなったり睡眠の時間帯がズレたりすると、若干の頭の不調の後に急に頭をもたげて痛みが襲って来る事になる。そこで面倒なのは市販の頭痛薬では痛みが取れず数時間から半日程尾を引く事に有る。


 広く頭痛というと軽いものから重病の予兆やその一症状としてのものまで多岐に渡る訳だが、幸い自身の頭痛は一時的な片頭痛である。ただそれでも頭痛薬が中々効かない事もあり、個人的には無視出来ない問題であった。

 サプリの服用による治療としては、
・オルニチン
・亜鉛・鉄
・ビタミンB
・マグネシウム
…等々行ったがオルニチンや鉄・亜鉛辺りが個人的には比較的効果が高かった様に思う。

 ただやはりどのサプリでも根本的な解決には至らなかったという印象であった。

 ところが最近になってグルタチオンを飲み始めてからその片頭痛が収まり始め、生活習慣が乱れても事前に多目に摂取しておけば予防が可能である事にも気が付いた。
 グルタチオンは肝臓の代謝や解毒機能を助ける働きがあり、生活習慣の乱れから来る肝機能の低下を補って頭痛の原因を解消すべく働く様である。

 以前にオルニチンを飲んで多少症状が改善したのも同様の理由によるものと考えられる。

 私自身アルコールに強い体質ではなく肝機能が強いとは思っていなかったが、アレルギー体質による肝臓への負担等もあり様々な肝臓への負荷が重なった結果として、片頭痛という症状が現われていたというのが正しい認識なのだろう(グルタチオンやオルニチンは二日酔いの予防としても効く)。
 アトピー性皮膚炎も片頭痛も臓器を介して病原を共有し、異なる形で各臓器がその悪影響としての症状を発露させた結果と言える。

 …肝臓は沈黙の臓器等と良く言われるが、能く能く耳を傾ければ皮膚や胃腸・脳等他の臓器を介して多々物を語っている様だ。要は聴く側の問題とも言える。
 何にせよアトピー性皮膚炎と片頭痛という永く悩まされていた持病が双方共にほぼ解決し、個人的には随分と満足している。

 頭痛薬の飲み過ぎは腸内環境にも悪影響を与えるため、強い片頭痛を抱える人は内臓機能の検査も行いつつグルタチオン等サプリを摂取する事も視野に入れると良いだろう。

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