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転職したら人生の価値観がマルッとツルッと変わってしまった

まず断っておきますが、転職のススメみたいな記事ではございません。
ただ、人生になんとなく不満がある方に読んでいただけると嬉しいなと思います。

こんにちは、フリーライターの比嘉桃子です。
いつも見ていただきありがとうございます。

先日「普通の銀行員が、フリーライターになって初めて自分の人生を歩んだ」という記事を書きました。
書きながらしみじみと思っていたことが1つ。

私、転職してよかったな。って。

私は人生で2度の転職と1度の転身を経験しています。
1度目は銀行員からIT企業へ。2度目はIT企業からスタートアップ企業へ。
そして、最後はフリーランスへの転身です。

どれも人生の大きな転機であることは間違いないのですが、特に最初の転職が私を変えてくれたような気がしています。
なぜなら、仕事に対する価値観そのものがマルッと変わってしまったからです。

銀行員時代の仕事への考え方

銀行員時代、私はかなり偏った考え方の持ち主でした。

仕事なんてどれも同じ。
辛くてもそれが仕事だからしょうがない。
結婚して子供産んだらすぐにやめたい。

こうした考え方で生きていても、自分が幸せならそれでいいと思うんです。
けれど、私は違った。
そう思おうとしていただけで、幸せでもなんでもなかったんです。

そう気付けたのは、ライターという仕事に出会ってから。
ライターという仕事への興味が止まらなくて、「もしかしたら楽しい仕事ってあるのかも」と思えたわけです。
実際、やってみたらものすごく楽しくて。
“仕事をしない人生”に興味がなくなりました。

転職してからの考え方

実際に転職してみると、これまでいかに狭い世界で生きていたかを実感。
転職先はIT関連のベンチャー企業で、銀行よりもはるかに幅広いバックグラウンドを持った人と出会えました。
いろんな価値観に触れて、少しずつ私の考え方も変わっていったのだと思います。

転職してまず思ったのは「働き方は無限にある」ということ。
これまで、仕事は辛いのが当たり前でした。
なのに転職してみたら、辛い仕事なんて全然ない
むしろワクワクするようなことばかりで、「これで給料もらっちゃっていいの!?」とさえ思っていました。

なぜか私たちには、「お金をもらっているんだから、辛くて当たり前」という価値観が根付いているような気がします。
でもそれは違いました。
楽しい仕事でお金をもらっている人もいる。
それは悪いことでもなんでもなくて、普通のことなんです。

・働き方は無限大
・楽しい仕事でお金をもらったっていい
この2つの考え方が、私の人生を大きく変えてくれました。
今ではもっと自分らしい働き方はないか、もっとワクワクする仕事はないかと考え、常に仕事に関する姿勢をアップデートしながら過ごしています。

結果、転職して本当に良かった!!!!

別に転職を支援したいわけじゃないんです。
ただ、1つの仕事で見える世界って本当に狭い。
私は転職や転身を経験してきましたが、それでも世界のほんの一部しか見えていないはず。

「天職」なんて言葉がありますが、自分にとって今の仕事が天職かなんてわかるはずありません。
だって、それ以外すべての仕事を経験できるわけじゃないのだから。
だけど、少なくともこれまで経験してきた仕事や働き方の中では、間違いなくフリーライターという働き方が向いているということだけはわかります。
そう思えたのは、比較対象があったからなんですよね。

働き方をすべて経験することはできないけれど、模索することはできます。
今見えている世界にどこか違和感を感じたら、一歩外に出てみるといいかも。

余談ですが、銀行員時代の同期ともいまだに仲良し。
銀行員としての人生を選んだ彼女たちは、すごくキラキラしていてかっこいいです。
違う道を選んだとしても、尊敬できる部分はたくさんあります。
転職がすべてではないし、続けることを選んだ人もとても素敵。

どうか多くの人が、自分らしい働き方を見つけられますように。
と、転職エージェントみたいなことを考えた1日なのでした。
(転職エージェントっていう仕事も経験してみたかった)

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