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自分の「好き」の共通点を知る

先日、自分の「好き」を“知る”という観点で文章を書かせていただきました。

今回は自分の「好き」の“共通点を知る”という部分にフォーカスを当てていきたいと思います。

どういうことかというと、「好き」という感情の根本理由を考えるという感覚が近いでしょうか。
何かに対して「好きだな〜」と思ったとき、その理由をいちいち深堀りしている人は少ないはず。
でも、それをすることによって自分の感情を理解しやすくなるんです。

いきなり私の例を出してしまいましょう。
私はBUMP OF CHICKENとofficial髭男dismが好きです。大好きです。
では、この2組の共通点を考えてみます。

  • ボーカルの声が素敵

  • 楽しそうに演奏をする

  • ライブが楽しい

  • 優しさが伝わってくる

  • 歌詞に使われている言葉が秀逸

私が感じた共通点は、以上5つ。
こうして見てみると、自分自身の趣味嗜好がよくわかります。(ちょっと恥ずかしい)

では、これらとまったくジャンルが違う「ライターという仕事」にはどういった共通点があるでしょうか。
まずは「ライターという仕事」のどこが好きなのかを洗い出します。

  • 言葉探しが楽しい

  • 新しい知識を取り入れることができる

  • 文章で自分らしさを出せる

  • いつでもどこでも自由に働ける

  • 人の心を動かすことができる

正直挙げようと思えばこの何倍も出てくるのですが、一旦ここまでに。
ここで挙げたことと、先ほど挙げたBUMP OF CHICKENとofficial髭男dismの共通点に、似ているものはありませんでしょうか。

「歌詞に使われている言葉が秀逸」と「言葉探しが楽しい」という項目、“言葉”というワードでつながっていますよね。
そこで、私は「言葉」に関わることが好きなのではないか、という仮説をたてることができます。

実際に考えてみると、私は「言葉」が大好きです。
曲の歌詞を見ることも、コピーを考えることも、シュールなツッコミをする人も、雑誌の見出しも、ドラマや漫画のセリフも好き。
間違いなく、「言葉」が好きなのです。

こうして共通点を洗い出すことで、自分の「好き」にある根本を見つけることができます。
共通点が見つかると、何がいいのか。
一番に利点が発揮されるのは、「やりたいこと探し」でしょう。「自分らしい働き方探し」とか「自分探し」とかに言い換えてもいいかもしれません。

例えば転職を考えているとき。自分に何が向いているのか、自分は何がしたいのかを少なからず考えるはず。
そのときに自分の「好きの共通点」を知っていると、とても楽。
私であれば「言葉」にまつわる仕事を探してみればいいのです。
だって、「言葉」が好きなのだから。関連する仕事は、楽しめる可能性が高いといえるでしょう。
コピーライター、作詞家、シナリオ作家、小説家、はたまた書道家なんて道も考えられるかもしれません。(毛筆が大の苦手、という部分は置いといて)

こうして自分の「好き」の共通点を知っておくと、自分が進みたい道や自分らしい生き方を考えるときに役立ちます。

最後にまとめとして、好きの共通点を知るための手順を記載しておきます。

  1. 自分の好きなものの中から、似ているジャンルのものを2つピックアップし、その2つを「好きな理由」の共通点をたくさん出してみる

  2. 上記を、違う対象でもやってみる

  3. それぞれの共通点を見て、異なるジャンルの共通点に、似ている好きの理由がないかを探す

ぜひ一度ノートに向かって、PCやスマホに向かって、考えてみてください。
きっとこれからの人生に役立つときが来るはず。

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