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2021年ベストアルバム番外編〈良かった旧譜編〉

ストリーミングサービスのおかげで、ほぼ無限に音楽が聴けるようになりました。これはブックオフで出来るだけ安いCDを探して集めるという中高生時代を過ごした自分にとっても、非常に有り難いことです。ただ、素晴らしいことだと思うと同時に、あまりにも聴けるものが多過ぎてアルバム1枚あたりに割ける時間は減り、しっかり聴き込む意識が希薄になりがちで、ある意味損しているような気さえするときがあります。

もちろん大事なのは自分が「どれだけ充実した時間を多く過ごせるか」だけです。とはいえ一体何からどう聴けば良いのか分からなくなってしまう。
だったらとりあえず今年は敢えてストリーミングサービスを最大限に使ってみよう!ということで、「基本的に新譜しか聴かない」という方針で音楽を聴いていました。

ただ、本当に2021年作だけ聴き続けるというのは苦しいので、少しづつ過去の名盤とされるものも聴いていました。これはその数少ない今年聴いた過去作についての記録です。

記事を書いていると、結果的に単なる「今年聴いた旧譜」ではなく、「今年出会うべくして出会った旧譜」なのではないか?というリストになりました。これまでの人生でこれほどの名盤をまだ聴いていなかった、そしてまだまだその鉱脈は発掘されていないなんて自分は幸せ者です。
新譜との関連でも発見があるし、自分の趣味嗜好がより明確に分かったかなと思います。

(なお、2021年新譜についての記事は年を跨いで2月ごろの更新予定、、、です、、、)

どれも揺るがぬ名盤なので、基本的にアルバム自体のレビューはあまりしてません!
私がそのアルバムとどう出会ったかとか、そういう個人的なことがメインです。
アルバムに関する情報は調べるか、記事の下に付けた文献リストを見て下さい。
ジャケット写真の下には各種ストリーミングサービスのリンク(Songwhip)を貼りました。

それでは順番にいきます!

 この記事を公開してから2年が経過しました。当時は思いもしなかったのですが、私は現在メディアに寄稿して原稿料をいただく立場のライターになりました。もう一つ変わったことと言えば進学して大学院生になったことくらいでしょうか。
 昔の文章を読み返すと恥ずかしい、とはよく言いますが、このnoteにある数々の記事についても同じ気持ちです。特別読まれたいとは思えなくなってしまいました。
 ただ、完全非公開にしてしまうのも私のポリシーに反するので、有料記事という体裁を取ることにします。もしどうしても読みたい場合は購入してください(返金申請もできる設定にしておきました)。

(2024年2月14日追記)

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