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自己開示が苦手だからこそ、発信する

私は、自己開示が得意ではありません。相手にどう思われるかを真っ先に気にしてしまうからです。

自分の趣味ですら、人に話したり、SNSに公開することをためらってしまいます。

例えば、私はバンドを見るのもドラムを演奏するのも好きですが、趣味は何かと聞かれても、それを堂々と話すことができません。「知ってる」や、「良いよね」など共感に近い反応を得られないと不安になってしまうのです。

バンド?やったことないけどかっこいいですね、なんて気を遣われる返事をされるくらいなら、最初から話さない。

自分の好きなものや大切なものは、心の中にしまっておけばいい。ひとりで楽しめればいい。

いつの間にかそんなスタンスを持つようになっていました。

考え自体は今もさほど変わりません。映画やライブ、大好きな焼肉も気にせず一人で行けるのも、このスタンスの影響が強いと思っています。

しかし、やはり最近は苦手なりに少しずつ自己開示していかなければと思うようになりました。

自己開示が苦手な分noteの更新も滞りがちでしたが、ライターとして活躍したいなら「発信しないことにはチャンスがこない」「情報は発信するところに集まる」という言葉を耳にするようになったからです。

今後、何を書いていこう。何を発信してみようかな。そんなときに見かけたのが、こちらのコンテストです。

昨年開催された「いまから推しのアーティスト語らせて」。受賞作品がアーティストへの熱い思いをしっかり言語化し、表現しているのを見て鳥肌が立ちました。

フラッドもイエモンもたまたま私が好きなアーティストで、熱量を受けとめやすかったということもありますが、読んでいて心が弾みます。

こんな文章を書きたい!

自分も推しのアーテイストについて熱い気持ちを書こう!

…と机に向かったは良いものの……なかなか思うように書けません。

書き始める前は、いつも心の中にしまってある気持ちを文章で引き出すだけ。そう思っていましたが、結局納得いくものが書けずにペンを置いてしまいました。

改めて、好きなものや思いを心の中にしまっておくクセをつけてしまうと、いつまでたっても自己開示の苦手意識を取っ払えないし、自分なりの表現も磨かれていかないなと、強く感じた出来ごとでした。

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ということで、今年は(もう半年切ってますが)noteの更新頻度をもう少し高めていくことを目標にします。

できれば毎週、難しくても月に2~3記事は更新して、自分の思いを言語化していく練習を重ねていきたいです。

心の中にとどめるではなく、言葉にする。相手がいようがいなかろうが、どう思われようが気にしない(炎上はダメだけれど)。そんな姿勢を持ちながら、noteを表現力向上の場所としてどんどん活用していこうと思います。

椿屋四重奏とか、アルカラとか、推しのアーティストの魅力を熱量たっぷりに語れるようにもなりたい……!圧倒されるような熱い想いを込めたnoteを書くことも目標です。

文章での表現、発信を継続することで、自己開示の苦手意識を少しでも克服するきっかけを作れたら良いなと思います。




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