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スピノザの言葉

「自らの激情を抑えきれない人間は

主人ではなく、感情の奴隷」


サマセット・モームが敬愛した

透き通る世界のスピノザ哲学


理解したいと読んでみた「エチカ」だったが

かなり難解だった。

・・・

スピノザは

  神はすべての世界を作り制御しているというのであれば

  起こっているすべてのことは神が決定しているという

  汎神論、決定論を主張した。

  人間の行いによって運命が決まるというのではなく

  すでに神によって全てのことが決められているということ。

  そのためにユダヤ教の共同体から破門・追放されたという。

・・・

感情的になっている言葉で対応されたとき

私は

その人は自分を自分でコントロールできていないのだと

理解しようと努める。


すると

まともに対応することもなく

言わせるだけ言わせておこうと思う。


そして自分は決して

同じようにはならないように気を付ける。

その方が

時間を取られることもなく

また

混乱する事態を回避することができる。


ただ

端的に

自分の考えを理性的に言う。

それしか対処法はない。


けれども

おそらくは後で自責の念に苦しむのは

私ではない。

まともな精神を持っていることが前提ではあるけれども。


冷静に対処することで

根本的な対策を講じていくことができる。


そして

今はメールでのやり取りでは

すべて言葉を残すことができるので

言ったつもりはないという言い逃れもできない。


感情に流されることなく

冷静に

賢く

対処することが

自分を守ることになる。


私は

感情の奴隷にはならない。

なりたくはない。


自分自身は

自分でコントロールできる

理性的な人間でありたい。


そう願う。




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