UK Jazz Vol.2 ジョー・アーモン・ジョーンズとマックスウェル・オーウィン mochilon 2019年3月18日 01:48 鍵盤奏者ジョー・アーモン・ジョーンズとベーシスト兼トラックメイカーのマックスウェル・オーウィンの二人によるEP"Joe Armon Jones & Maxwell Owin / Idiom"。2017年。半生のバンドだけれどリーダーの名義という概念があるあたりがジャズっぽい気がしますね。 マックスウェル・オーウィンのトラックメイカーとしての力量とジョー・アーモン・ジョーンズの生ピアノ、エレクトリックピアノ、シンセサイザーまで何でもござれの作曲&演奏センスが合わさってエレクトロニカとヒップホップ後を吸収した新たなジャズが繰り広げられる。 ギターにオスカー・ジェロームを招いたタイトル曲M-2"Idiom"はリバーブとカットアップされるピアノの空間に重いビートで駆け巡る中毒性。 M-4"Tanner's Tango"はガラージ的なビートで始まりでサックスのヌビア・ガルシアがサブトーンを効かせた大人のテナーサックスを奏でる。ビートが消えてスピリチュアルなサックスソロ、と思わせた後にサブベースを伴った4ビートジャズ。三部構成でクラブミュージックとジャズの行き来をする不思議な楽曲。 全体を通してそのようなナマのジャズとサンプリング的センスのカットアップによるクラブミュージックの行き来によって生まれるダイナミクスが魅惑的な一枚。 いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #音楽 #動画 #ピアノ #ジャズ #jazz #ベース #DJ #サックス #ハウス #レゲエ #シンセ #ダブ #UKジャズ #UKガラージ #ガラージ