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「文学フリマに出店してみたい、けど…」という方、ざっくり相談してみませんか? —8/18(日)「文学フリマへの道」にさきがけ

(8/9追記:すみません、本文最後にあるイベントの日付が間違っていました……! 正しくは8/18(日)です)

私は同人誌を作るのが好きです。同人イベントに出店するのも、同じように好きです。

ここ数年の間、私は「文学フリマ」というイベントに半年に一度のペースで参加し、自主制作した同人誌を発表・手売りしてきました。

これまで制作したのは、食と性をテーマにしたミニコミ誌『食に淫する』(現在Vol.3まで出ています)をメインに、ちょっとした時間に読めるお話やエッセイを集めた『真夜中のお菓子』『明け方の空腹』など。

毎回自分で企画を立て、中に収める文章を書き、表紙や本文を飾る写真を撮ったりイラストを描いたりし、それらを編集・デザインして一冊の本に仕上げ、ネット上での告知やブースのレイアウトなどの準備をして、イベント当日に至る……という経緯をたどってきました。

自分の中にある「好き」を、あれこれ工夫をこらしながら一冊の本に編む。作った本を、目の前で誰かが手に取り、お金を出して買ってくれる。何にも代えがたい素敵な体験だと思います。

「文学フリマで本を出してみたい」という方に

文学フリマというイベントは、ここ一、二年でとくに大きな盛り上がりを見せているように感じます。

このイベントについて念のために説明をすると、たとえばコミックマーケットのような同人誌即売会(会場内にたくさんのブースがあり、出展者は割り当てられたブースの中で自分の作った自主制作の作品を頒布する)、その文学バージョンというのが一番分かりやすいかと思います。

当日の会場は文化祭を彷彿とさせるような空気。
参加はプロアマ問わず、自身が「文学」と信じるものであれば基本的にはなんでも発表することができる、という懐の深さも魅力的です。
あるいは、文フリでの同人活動をきっかけにデビューした作家さん(『夫のちんぽが入らない』のこだまさん、『死にたい夜にかぎって』の爪切男さんなど)の存在も大きいのかもしれません。

イベントの認知度が高まるにつれて、「自分も文フリに出店してみたい」「自分で冊子を作って、ここで発表してみたい」という方の声をよく聞くようになってきました。

同時に、「だけど何から始めたらいいのか分からない」「やってみたいけど、あとちょっと勇気が出ない」といった困りごとも耳にします。

そうした声に応えて、東京・田原町の書店、Readin' Writin' BOOKSTOREさんが開催しているのが「文学フリマへの道」というシリーズのイベントです。

聞き手はイラストレーターの亀石みゆきさん(ご自身も文フリでリトルプレス『CINEMA TALK』を発表されています!)。
毎回、文フリの出店経験があるゲストを招き、作品の作り方・PR方法・文フリ出展後の活動などについてお話を聞いています。これまでに二回開催されていて、『別冊Cafe Monster』の飯塚めりさん、『かわいいウルフ』の小澤みゆきさんが登壇しています。

そして、第三回となるこのたび、わたし餅井がゲストとしてお話させていただくこととなりました。

今回のトークでは、「本づくりの楽しさってどんなもの?」「まずはどこから情報を集めたらいいの?」「出店したことはあるけど、もうちょっと色んな人に見てもらいたい」「自分の同人誌をもうちょっとだけブラッシュアップしてみたい」「同人活動って、仕事やステップアップに繋がったりするの?」……そんな悩みや疑問に適宜お答えさせていただこうと思っています。

たとえば、
・「どういう本にしたいか」というコンセプトの固め方
・自分の「好き」を上手に伝えるための工夫
・あると役に立つDTPのスキルやその身につけ方
・DTPスキルがなくても素敵な本を作れる方法
・印刷や製本のやり方、印刷所の探し方
・「持って帰りたい!」と思ってもらえる表紙のデザイン
・「最後まで読んでもらえる」本文の作り方
・ネットを使った告知の方法
・イベント当日までにやっておくこと
・イベント当日、素通りされないブースの作り方
・自宅通販や書店委託の方法

一例ですが、こういった具体的なお役立ち情報をお伝えできれば……と考えています。
餅井は同人誌を作るとき、文章・写真・イラスト・編集・デザイン・プロモなどなどほぼ自前でやっているので、わりとジャンルを問わず、色々な角度から本作りのお話ができるのではないかな……と思っています(全部半端にできるだけ、ということでもあるので、深い部分はご容赦ください!)。

また、餅井は現在フリーのライターとして働いているのですが、文フリで発表した同人誌をきっかけに文章や写真のお仕事をいただいたという背景もあるため、「同人誌って仕事に繋がることはあるの? あるとしたらどういう形で?」(ここで「ありました」と言ってしまっているわけですが……)というお話もさせていただくつもりでおります。

『食に淫する』のVol.1を作ったとき私はまだ大学在学中で、かつ色々な事情から就職活動もできない・会社員として外で働くのも無理そう、という状況だったのですが、同人誌を発表したことが結果として就職活動のようなものになり……。正攻法ではないかもしれないけれど、そういう道の作り方もあるよ、ということも、ちょっとだけお伝えできれば嬉しいです。

それから、売れる/売れないに関わらず、自分の「好き」を詰め込んだ本作りは、自分の心を助けてくれるものでもあります。
人には話せないような悩みや苦しみも、創作活動に昇華すればこれまでとは違った捉え方ができるかもしれないし、誰にも分かってもらえないと思っていたような趣味も、本にしてみたら意外と仲間が見つかるかもしれない。一冊の本を作っていく過程で、自分の中ではものすごく多くのことが変わっている……そんなこともあるのではないでしょうか。
そういった、同人誌制作の一種のセラピー的(?)側面についてもお話しをさせていただきたいなぁと思います。

お越しくださったみなさんの質問などにもたくさんお答えしたいですし、もし制作した、あるいは制作途中の同人誌や企画があるという方は、ぜひ会場に持ってきてください!
みなさんでそれとなく相談や交流ができる(一人がいい人はしなくてもだいじょうぶです)、静かだけど楽しい会にできたらいいなと思います。

***

「文学フリマへの道」Vol.3
聞き手:亀石みゆきさん(『CINEMA TALK』)
ゲスト:餅井アンナ(『食に淫する』)

日時:8月18日(日)開場18:30/開演19:00
会場:Readin’Writin’ BOOKSTORE
参加費:1500円

ご参加をご希望の方は、お名前、連絡先を明記のうえ、readinwritin@gmail.comまでお願いいたします〜!

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餅井が明るく平和・健康的な暮らしをしつつ、よりよい文章をよりよいペースで書いていくために使わせていただきます。

今日のラッキー食材:うどん
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ライター。食べること、性、ままならない生活についての文章を中心に書いています。初のエッセイ『へんしん不要』がタバブックスさんより発売中。 お仕事はshokuniinsuru○gmail.comまで 公式サイトを作りました!https://www.mochii-anna.com/