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幼児期08. 兄弟姉妹ができたら、 上の子優先で。

お気付きの通り、赤ちゃん帰りを防いで
下の子思いの優しい子になってもらうためです。

赤ちゃんは手がかかります。
と言うか、かかりっぱなしです。
どうしても第二子が生まれたら
そちらにかかりっきりになってしまいますよね。
ある程度は致し方ありません。

しかし、そんな時だからこそ、
上の子とのコミュニケーションを深めましょう。

オムツを変える仕事は端折れません。
でもその後、すぐに上の子を抱っこする事はできます。
ミルクをあげることは端折れません。
でもその後、時間をとって上の子と折り紙したり、
一緒にお菓子作ったりはできますよね。

なんでも良いのです。
メッセージは、
『お母さん、赤ちゃんの世話はしなくちゃいけないけど、
余った時間は上の子と一緒にいたいんだ~』です。
本当は余った時間じゃないですね、作った時間です。
それくらい親は忙しいですもの。

これ、お父さんもですよ!
趣味にかまけてばかりいませんか?
お母さんだけではありません。
大事なことは、両親揃ってです。

私の子ども達は、5歳ほど歳が離れていましたので、
赤ちゃんが生まれると上の子は、
すぐに抱っこしてと言わなくなってしまいました。
親の方が悲しくて無理やり抱っこしていましたが。
成長して分かったことは、単に性格が赤ちゃん好きだったのです。
子どもの頃から大人になった今でも赤ちゃんが大好き。
5歳の頃の上の子の心の中は、
可愛い〜ずっとこのまま赤ちゃんだったら良いのに〜でした。
現在も、とても仲が良いです。


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上の子は、理不尽な仕事を大きくなっても忘れません。

赤ちゃんが生まれた時の上の子の心配は
「親を赤ちゃんに取られる!」です。

自我が芽生える前の赤ちゃんの最大の欲求は衣食住。
これ以外の愛助表現は、なるべく、上の子に気付かれないようにしましょう。
上の子の前で赤ちゃん可愛いね~大好きよギュ~なんてもっての他です。
やりたいですよね。こっそりやりましょう。

若しくは一緒になって、
お母さんは赤ちゃんの右手、〜ちゃんは左手ね、一緒にギュってしようね。
など共同作業だったり、
二人(全員)一緒なら大丈夫です。

また、無理やり、赤ちゃんの世話をさせるのも逆効果です。
まだまだ自分が世話してほしい時期なのです。
ここでも、良い子すぎる様な場合は十分気を付けてください。
我慢していたり、親に嫌われない様にしていたりするだけかもしれません。
自分から進んで世話をしてくれるまで待ちましょう。

無理やりさせられた下の子の面倒や、
ちゃんと見てなかっただけで、自分のせいにさせられる理不尽さ
上の子は一生忘れません。
もっと辛かった事があったとしても、
以外に、刺さった骨の様な嫌な感覚を残します。

この時期、先ずは、上の子を安心させる事が大切です。
赤ちゃんができても上の子が一番!
くらいの雰囲気で構いません。
何故なら結構その態度を見せても、そう思ってもらうのは難しいからです。
親は母性本能や父性本能を隠しきれませんから、
新生児可愛い~良い匂い~なんて思ってしまうものです。
頑張ってこっそりね。
上の子には大袈裟なくらいの愛情表現を!
これでちょっとは伝わるかな?
と言ったところです。

これが成功すると上の子は、
自然に赤ちゃんに目がいくようになります。
余裕!ってやつです。

ちょっとほったらかしにしてしまった赤ちゃんのオムツ。
泣いているのに気付いた上の子は「赤ちゃん泣いてる!かわいそう!」
ってお知らせしに来てくれます。
自分は愛情たっぷりで余裕なので、
赤ちゃんが愛情もらえてないような気がしてしまって、
後ろめたいしかわいそうだしと思い始めるわけです。

子どもの行動は常に、自発的かどうかが重要なのです。

そしていつしか、
赤ちゃん気遣っている私って、もしかして偉い?
もっと面倒見ちゃおかな。
と親にアピールしたくなってきます。

下の子思いの優しい、お兄ちゃんお姉ちゃんの誕生です。


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