短歌はじめました
活字が追えなくなってしばらくして、本屋さんで短歌の本に出会った。
ページを開いてまず感じたのは「おお、余白~」
今まで文字ぎっしりの本ばかり読んでいた自分にはすごく新鮮だった。
以前までの自分なら、その余白をなんだかもったいないと感じてしまっていたけど、その広すぎる余白は静寂や優しさを含んでいるのだとその時は感じた。
それにしても、短歌の本ってなんて美しいんだろう。
今、若者に短歌が人気らしい。
若い歌人も増えているとのこと。知らなかった。
それで、自分でもちょっとやってみようと思って、本屋さんから帰る道ですでに文字数を指折り数えながら歩いていた。
今わたし すべてのものの存在に
傷つけられる自信しかない
久々に街へ出たら、こんな風に感じてしまって辛かったのだけど、こうやって文字にしてみたらなんだかおかしくなって少し笑えた。
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