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ポスドクと迷った結果ITエンジニアに!【就職インタビュー】

こんにちは!
株式会社テクトレでTechCommitを運営しているmochiです。

今回は就職活動インタビューということで、TechCommitメンバーのやっしさん(仮名)に就職の経緯や現在のお仕事についてお話を伺いました。

大学院で数学を専攻し、研究職とITエンジニアとしての就職で悩んだ上での選択ということで理系の方(特に数学専攻の方)にはぜひ参考にしてほしい記事となっています!


数学を学び続けたやっしさん、とあるきっかけでITエンジニアに!

ーやっしさん、本日はよろしくお願いします。

はい。よろしくお願いします。

やっしさん

やっしさんの紹介


数学が得意ということで大学で数学を学び始める。

ずっと数学の研究を続けたいという思いから数学の博士課程へ

バックエンドエンジニアとして8ヶ月インターンを行う

理系の強みを活かしITエンジニアへ


ー ポスドク(博士研究員)と迷われたと伺いました。

そうですね。
最初はポスドクに就職しようと考えていました。

しかし、大学院中に彼女が出来一緒に生活していくとなると厳しいかなと。
聞いた話によると勤務地が選べなく、毎年の契約で安定しなさそうということで、彼女と相談した上でITエンジニアの道を選びました

また、私と彼女が同じ地元出身ということもあり、地元を中心に就職活動を始めました。


趣味としての競技プログラミング

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ー 趣味は何ですか?

まだ1年経ってないのですが、競技プログラミングにはまっています。

(競技プログラミングとは、いかに課題を解決するプログラムをスピーディーに正確に記述するかを競うプログラミングコンテストの総称です。参考:https://tech-camp.in/note/technology/43369/#i

また、競技プログラミングはプログラミングを学ぶ上でハードルが低く、初心者でも自分に合わせたレベルで考えられるように設計されています。

プログラミングは目的ではなく手段であり、何かを作るためにプログラミングを行います。競技プログラミング(AtCoder)は問題が提供され、目的がどんどん与えられるので、手段であるプログラミングが洗練されていきます。参考:https://youtu.be/WGNQrH0AV2k

他には、大学の専攻が数学ということもあり、Mathematicaで方程式の解を出したりグラフを作ったりしていました。

また、数学を研究しているときからプログラムに興味がありました
自分の強みを活かせたり、数学にも関わっていきたいという思いもあり、就職活動の初めからエンジニアを意識していました。


エンジニア1歩目としてのTwitter活用

ー 実際にエンジニアとして初めにやったことは何ですか?

まず最初に始めたのはTwitterでの情報収集でした。
特に信頼出来そうな現役エンジニアの人たちをたくさんフォローして関わりを持ちました。

その後実際に勉強してみようと思い、まずProgateを始めました。

ー ある程度プログラミングについて理解した上で、エンジニア職としてインターンを行ったのですか?

はい。

Twitterでの情報収集でフレームワークが色々出ていたりプログラマーとしての参入の敷居が低いらしいということがあって、Webアプリケーション開発のインターンを選びました。
(今振り返ると正しいかわからないが半分あってるのかな?といった印象です。)

インターン期間中は研修という感じで最初の3ヶ月はRails Tutorialを行い、
その後、予約マッチングアプリが課題として出たので、それを作ったりして計8ヶ月ほどインターンを行いました。

ー 難しいと感じましたか?

そうですね。
とにかく覚えることが多くて大変でした。
また、学校行きながらだったのでタイトなスケジュールで、きつかったのを覚えています笑

Wantedlyを用いた就職活動

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ー 就職活動はどのように行いましたか?

Wantedlyと地元IT求人を中心に就職活動をしました。

特に(個人情報に配慮して名前は伏せますが)地元に特化した求人サイトでは、興味を持ってくれた企業を見つけることが出来たためそちらも積極的にチェックしていました。

現在就職した企業も地元の求人サイトで見つけたものです。

プロフィールには自分はこういう勉強してますよ、こういう本を読み終えました等を書いていました。
意外と企業からの足跡(見ました)が多くてびっくりしました笑
そこで、足跡がついたところに応募するようにしました。

あとは、TechCommitに入ってるというのは言うようにしました(笑)

ー ありがとうございます笑

意外と面接で、これどうやって知ったんですか?とか細かいところまで聞かれるので、TechCommitで得たことなどを話していました。

また、勉強を続けるために仲間がいればいいんじゃないかと思ってTechCommitに入ったのですが、自分が勉強したいと思っているから『行動に移していたということ』は評価につながっているんじゃないかなと感じました。

ー 就職活動はいつ頃始められたのですか?

インターンの途中から始めていました。
最初はWebアプリケーション開発のバックエンドエンジニアや自身の強みである数学を活かせそうなデータサイエンスを中心に、Wantedlyなどで見ていました。

ー なぜ今の企業を選んだのですか?

超大手IT企業ではないのですが、やりたいことをやれそうで選びました
バックエンドエンジニアとしての枠での応募だったのですが、数学を学んでいた話をしたら「AI(人工知能)のところなどぜひ挑戦してみてほしい」と言って頂けていたのも決め手の1つでした。

また、旅行が趣味ということもあり、就職したところで配属先が旅行事業系だったのも魅力の1つでした。


今後仕事を通して技術的な部分に力を入れていきたい

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ー 今の仕事を通して目指していきたいところなどは何ですか?

バックエンドあたりとAIの開発など、大きいところで技術的な部分に力を入れていきたいと考えています。
他には、数学を使ってバリューも出していきたいと考えています。

ー 仕事を始めて2週間ほどとのことですが、今どのように感じていますか?

まだわからない部分が多いですが、会社の雰囲気は面接した時と一緒で、穏やかで優しい方が多い印象です。
隣に座っているベテランエンジニアの方にもすぐ質問できる環境もあるので非常に良いなと感じています。

具体的なタスクはまだ与えられてなく、教育係の人が課題として出してくれているチュートリアル的な部分を行っていて、タスク自体はそろそろ着手するところです。

3ヶ月間は試用期間で覚えることも多いのですが、先輩が見てくれているので楽しみ半分、不安半分といった感じです。
コツコツやっていきたいと思います


まとめ

今回はやっしさんにお話を伺いました!
やっしさんのお話を聞いて感じたことは情報収集の大切さです。

やっしさん自身Twitter始めたばかりの時はインフルエンサーとかもよくわからず、信頼できる情報を見極めるためにも勉強と情報の精度も大切にされていました。

私も今後情報を精査しながら情報収集に力を入れようと感じました!

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また、この記事を読んでTechCommitのことに興味を持っていただけましたら、ぜひトップページを覗いてみてくださいませ。

今後もこのようにエンジニア就職・転職を実現したメンバーのお話を『エンジニア転職者インタビューマガジン』にまとめていきますので、よろしければフォローもぜひお願いします。


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