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YouTubeで兆しが出た日。👍003

どうしても100本投稿するまでやり続ける自信がなかった私は、一度絶対に視聴者が増えるだろう動画を作り、見られているという実感が欲しかった。
正直その時の私は、これって何かコネがないと視聴されないんじゃないか?とYouTubeを疑いまくっていたから出た発想だった。

チャンネルが消されてもいいし、どうなっても良いから成功体験を積みたかった。

テーマは変えず、芸能人や怪談師が実際に話している動画をたくさんダウンロードし、例えば「稲川淳二の怖い話10選」などの動画を作った。
もちろん音声はそのまま使っているため、バリバリの著作権違反だったがそう当時は収益化をしていたわけではないから大丈夫だろうとタカを括っていた。

そこから1週間して7本動画を上げた時にはすぐに結果が表れた。なんと急に再生回数が1000回をゆうに超えるようになってきたのである。その時つくづく芸能人って凄いなと実感し、これだけの影響力があるから著作権、肖像権に守られているのだろうと肌で感じた。

講師の方にも、動画の路線変更に関しては連絡しており、著作権侵害で動画を消されますよと言われていたが、気にせず作り続けた。この時は7月の2週目ほどで、チャンネルを作ってから約1か月半ほど経過し投稿数は45本程。
チャンネル登録者はその時に50名を超えた。

1000人に動画を見られても50人しかチャンネル登録をしない。

やっぱり厳しい。だが兆しは見えている。

だが、いろんなサイトを見て動画を見つけるのに苦労する。また、映像はなぜか使ったらだめだと思っていたため(音声もダメだが)、収録している怪談名などを動画演出などで出てくるようにしたりと、簡単ではあるがしっかり編集を入れていたため、動画制作に思ったより時間が掛かっていた。

普段は、仕事をしていたため、(9:00~22:00まで)意外と作る時間がない。そのため動画投稿ペースは週に3本ぐらいまで減ってしまっていた。
しかし、0にだけはしまいとそこから1か月頑張った。

動画投稿本数が60本ほどを越えてきたあたりでようやくチャンネル登録者が100名を超えた。
一つの壁を越えた達成感もあり、もう一度動画編集に割く時間を増やし頑張ろうと意気込んでいた。
ここから明らかに視聴回数とチャンネル登録者の増え方に違いが出てきた。

まず視聴回数の方は、一部の動画で1万再生される動画も出てきたり、検索で1ページ目に表示されるようになるなど、何となくチャンネルランクが上がっているような気がしていた。
それにつたれるように、チャンネル登録者の推移も1日で多くても7~8名増加とかだったのが一気に二桁増えることも多くなってきた。

何かの本にこんなことが書いていたことを思い出した。
メンバーマネジメントをする際に、
出来ないことを指摘するよりも、出来ていることを褒めるようにした方が、メンバーの成長実感とやる気が継続する。
これは本当だと心から思った。

はじめてチャンネル登録者100名を達成するだけではなく、今後も伸び続けている状況に、今までにないくらいやる気が湧いてきたことと、YouTubeに対して良い兆しを感じた日だった。

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