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【障碍者雇用】①その人らしい目標を大事に、畑・ハーブティ・カフェ 就労支援B型「三休」さま~活動紹介&職場体験編~

■最初に

こんにちは!サイボウズのもっちーです😊

障碍者雇用の取り組み第四弾です!
今回は、京都!!京田辺にある「三休」さんに行ってきました。

その様子を全4回のシリーズで毎週お伝えします!

今回は活動紹介&体験編
畑で実ったものを使ってハーブティやカフェなど沢山の仕事をしています。

【 三休 】
HP :  https://www.facebook.com/sankyu.kyoto/

※障碍(者)の文字について
これからは、障碍と書きますと宣言した理由はこちらの記事から


■就労支援B型「三休」さん


農業を中心とした、障碍のある人たちが働く就労継続支援B型事業所です。

一休さんのまち京田辺にある「三休」は、一休宗純が大切にしていた、ありのままに生きることを行動指針の1つとし、私たちは、ここに通う1人ひとりが自分のペースで働ける場を目指しています。


【一休さんゆかりのまち】


三休さんのある、京田辺市は一休さんのモデルとなっている禅僧・一休宗純が晩年を過ごしただけでなく、
その遺骨が眠っている、酬恩庵一休寺がある場所です。

「福祉は地域に根ざすもの」という思いから三休と名付けたそうです。
まちの人たちが気軽に「三休さん」と呼び合う未来を想像しています。

【活動内容】


農業

約5反の面積を持つ4つの畑4反でハーブや野菜を栽培し農協や道の駅、
飲食店などに卸しています。


ローゼルという赤い実を付けるハーブを使用したビールなど、面白い商品を展開しています。

アパレル

チャリティー専門ファッションブランド「JAMMIN」の出荷作業などの軽作業を行なっています。
三休さんとのコラボTシャツもあります!

カフェ・イベント

地域の方々が楽しめる地域イベントの企画・運営を行っています。
マルシェにも出展して地域に根付いた活動をしているのがわかります。


■体験してきました



【AM】


店内はお花があふれていて、ハーバリウムなど私としてはおなじみの物も多く、カラフルで素敵なカフェ 兼 作業場所になっていました。
職場案内を、メンバー2名の方に、室内の作業と畑のことを教えてもらいました。

店内の作業は、出荷の準備やハーブティーにするハーブを切ったり、販売用の収穫物を大きさをそろえたりと、やることも多いです。
畑で収穫したものを出荷まで、そして、ハーブティにするまで全部自分たちで作業します。

中にはカフェもあり、ハーブティもいただくことが出来ました。
ハーブそれぞれに特徴があり、バタフライティはレモンと合わせると色が変わるんだよ。とか、特徴もおしえてくれました。

種まきして、芽出して、畑で植えて、成長して、また花を摘んで、それを取って乾燥させて、またハーブにして、繰り返していくといいます。

好きな作業はありますか?と聞くと
私はベビーリーフという野菜を梱包するのが好きです。と教えてくれました。

作業としては、
この日はカモミールの準備をしていたので、お花をひたすら切っていきます。私もお手伝いさせていただきましたが、
みなさんの手つきがやり慣れているなーと感じます。お花の香りがしてとても心地のよい空間でした。


午後の室内作業は、万願寺とうがらしの出荷作業、様子を見ているととても難しいのです。自己判断が出来ないものが多すぎます。
形は均等ではないですし、そのなかでそろえて出荷するために選別しなければなりません。
丁寧に指示を聞いて、わからないところは確認して進めています。


ちょっと休憩
カフェの担当の方が、みんなが何を飲みたいか聞いていきます。
私にはハーブティを入れてくれました。
ローゼルのハーブティをいただきました(↑写真)
とても飲みやすくてホッとする香りで癒されました!


【PM】


畑へ移動、三休さんは3つの畑を運営しています。

その際にJAさんの共同倉庫によって、出荷するものを荷下ろしします。
ここでの作業もあり、作業内容は全部覚えるとなると、相当な時間がかかるものだと実感・・

畑について、最初にしたのは除草です。
ハーブの畝にある雑草を除草します。炎天下の中この作業、私には本当に大変でした。
前日の雨もあり、地面はぬかるんでいるところもありでしたが、3人でチームになって除草完了!


少し車で休んでいると、空の広さと心地よい風、とても気持ちの良い光景が、、疲れた身体が癒されます。


その後は、ミントの収穫です。
「スペアミント」「ペパーミント」「モヒートミント」の3種類を栽培しています。私は「ペパーミント」を除草の時の3人チームで収穫。
収穫する方法も教えてもらいました。
ミントがどう成長するから、どの部分を収穫するとよい。
飲食用とドライ用では収穫方法が違うなど、初めてのことで楽しい!

このミントは翌日のマルシェでミントティーになるということで、その先の活用を考えて収穫するのは楽しかったです。


畑のあと片付け

畑作業で使った、長靴や手袋を洗ったり、収穫したものを洗ったりと各自で担当して作業します。
私は長靴&手袋を洗いました。
先輩たちに教えてもらったのですが、教えてくれる声かけも、作業もとても丁寧で仕事ぶりがわかります。

■最後に

最後までありがとうございました。

三休さんに到着した時、朝礼が終わるころでした。
「おはようございます」と声をかけると、メンバーさんがまず最初に気が付いて「おはようございます」とお返事くださいます。
三休のメンバーさんたちはとても気遣いの出来る方が多く、「いいですよ」「休んでいてくださいね」「私やっておきますよ」と頼もしくも優しい!

サイボウズもとても頼もしい人は多く、相談をするとその先の流れも丁寧に教えてくれる人が多いのですが、頼もしさと優しさがとても通じるものを感じました。

仕事も多岐にわたるので、覚えることがすごく多いのが印象的でした。

次回は、三休を作った世古口さんに、三休ができるまでのお話を聴いたのでその様子をお伝えします。
次回も見てもらえると嬉しいです😊



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