わたしは一生「生徒」でいたい...あの日の言葉が間違いじゃなかった理由
これは、20年以上前のこと。
大学への進路が決まり、いよいよこれから教師への道を目指そう…という時に、わたしが言い放った言葉です。
「わたし本当は先生じゃなくて、生徒がいいんだ...」
それを隣で聞いていた母は・・・
「何を言っているのかさっぱり分からない...」というような不可解な表情をしていました。その表情を、今でもはっきりと覚えています。
そこでわたしは、さらにこう付け加えたのです・・・
「人に何かを教えるより、自分がずっと勉強したいのよ。だから、おばあちゃんになってもずっと生徒がいい。」と。
もうね、意味が分かりませんよね。
何を言ってるんだ・・・この子は・・・
「教師の道を目指そう…」という、この時に・・・
「あぁ…だから大学へ行って勉強するんだよね…」
*
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あれから二十数年。今は専業主婦として、2人の男の子を育てています。
この間に何があったのか・・・
ここでは書ききれないので割愛しますが…。
あの日、わたしが放った言葉が間違いじゃなかったな…と思うことがあったので、この note を書いています。
1つ目は、社会派ブロガーの ちきりんさん のこの音声を聞いたこと。
(勉強になるので、よかったら聴いてみてください)
社会派ブロガーの ちきりんさん には、講演会や本の出版等のいわゆる「教えてください」系の仕事依頼が多いのだそう。
ですが、当のご本人は「教えることに興味がない」「人生の時間を学ぶことに使いたい」と思っていらっしゃるようで。
「知らないことを学びたい」「生徒としてよばれたい」という願望が強いのだとか。
ちきりんさんのブログや書籍から多くの学びを受け取っている方にとっては、意外かもしれませんね。
そして、もうひとかた。音楽家である 広瀬香美さん の音声コンテンツでも「教えることが苦手」という配信がありました。(聴くと元気がもらえます)
音楽学校の講師としてもお仕事をされているのに、教えることが苦手。
自分が解決方法を知っていること(音楽のこと)は貢献だと思ってやりたいけれど、それ以外のことは確証もないし教えられない。
そう明るく爽やかな声でおっしゃっているのが、とても印象的です。
おふたりの音声配信を聴いて、「あ~、これだ!」と思いました。
わたしがあの時言いたかったことは。
「変な子だ…」と思われまいとして、口をつぐんだあの日。
二十数年の時を経て、やっと自分の思いを理解できた気がして・・・
なんだかうれしかったので、この記事を書きました。
これが、わたしの note 2記事目です。
勢いで始めてしまった、この note。(1記事目はこちらです↓)
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
次は自己紹介でも書いてみようかな…と思っています(*^-^*)
よかったら、また読みに来てくださいね♪
それでは、また。
最後までお読みいただきありがとうございました。それでは、また♪