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醜形恐怖症について

醜形恐怖症(しゅうけいきょうふしょう)という病気があるのは正直18歳くらいまで知りませんでした。昔から太ってたりいじめやバカにされ続けて見た目を気にしすぎて多分中学時代にはすでに発症していたと思います。高校時代で悪化しました。過食嘔吐の併発も多いみたいです。見た目が気になるが上に吐いてたので。


症状というか、どんな感じだったかと言うと、まず自分がブスすぎて街で歩いてる人、身近な人、学校にも自分より顔が不細工な人は世界にいないと思ってました。(今は最下位ではないくらいに思えてるww)本気でそう思ってました。本当に骨格から醜いし身体も気に入っている部位も一つもなかったです。


自分が可愛くないと思う人は他にもたくさんいると思いますが、この病気の変なところは、ブスと思ってる顔を暇さえあれば鏡でひたすら見ていまう所です。

それは自分の顔に見とれているのでは無くて、化粧とかでブスが少しでもマシにみえているか。ひどい顔になっていないか、自分なりに盛れているかを確認するためでした。すっぴんのときはどうしたら少しでもマシな顔になるのかをひたすら見て考えてました。

街で鏡があれば絶対見てしまうし、電車で窓に映る自分もハタからみて変じゃないかの全身チェックをします。太さや顔の大きさやバランスもです。

一見ナルシストに見えますがそんなんじゃないです。鏡を見て自分が可愛いとおもったことは一度もないです。とりあえず客観的に見て自分がブスすぎて周りから浮いてないか、そこに居ても変じゃないか、顔がどんな事になってるかひたすらチェックしないと、いつもよりブスに見えたときは人とも話せなかったです。携帯ケースも鏡付きじゃないとチェックできないからだめでした。最近ついにケースは卒業できましたw


一番きつかったのは学校の写真撮影系、卒アルや全体写真。これは本当に地獄。先生からチラッと今度撮るよー。と言われた日から胃が痛いし緊張で吐き気が常にありました。

醜い無加工の自分が写り、なおかつもれなく1番ブスだし、それがクラス全員に見られるのが本当にたまらなかったです。もちろん毎回写真見ては破り捨てたいくらいに絶望していました。なんでこんな化け物が映ってるのと泣いていました。


社会人になっても写真恐怖症は治らず友達に写真を撮られるのも一緒に撮るのも嫌でした。プリは加工すごいとリサーチ済みの機種では撮れてました。

一番ビックリしたのは大人になってから昔のプリ帳をみたら自分が映ったものがほぼほぼないwwww人のばっか貼ってありましたwwよほど自分の顔が受け入れられなかったんだね‥(´・ω・`)


写真は未だに他撮り、盗撮は本当にされたくないしされると本気で怒ってしまう。写真に写る自分がこわいです。ただ、アプリの加工最強に設定した自分の携帯でなら友達とでも写真を取れるようにはなれました!成長・ω・☆ただsnsに勝手にアップとかは無理です。もし投稿されたら一生その投稿見て他人からどう思われるかが気になって気になって落ち着きません。ブスとか可愛くないとか思われるんじゃないか‥と恐怖です。


あとコロナが流行る前から仕事中もマスクを常につけていました。職場でも年中つけてる人は珍しかったです。昼ごはんも本当に仲良しの人としかいけませんでした。マスクが外せなかった。仕事中は目が痛くて死ぬのでカラコンはつけてなかったんですが、仕事後に飲みに誘われた日は仕事終わりトイレに寄ってバッチリ化粧+カラコンがないとマスク外してご飯が食べれませんでした。



整形をしまくって、だいぶこの病気?もよくなってると思います。整形して一番良かったのはそれかもしれません。可愛いとは思えないけど、鏡を見ないで済む時間がだいぶ増えました。


今の悩みはパートナーと別々に住んでいるのでビデオ通話をかけてきてくれるのですが、カメラオンにしてと言われてもどーーーしても出来ません。あちらの携帯に特大の私の顔が映ると思うとどうしても出来ないし映ると落ち着かないんです。かなりごねられるけどどうしてもいまだにonが押せません。これも克服頑張りたいです。


私は今は辞めちゃったけどリモートワークになってweb会議とかあっても私絶対顔写せなかったな。恐怖症ですとか言いにくいですよね。高所恐怖症です、みたいなテンションでいえたらいいんですけどね。お前みたいなもんが??大丈夫見てないからwwwて思われそうで怖いです。

ちょっと思い出しつつ書きましたがまだまだ治ってないですね。自分の顔を気にせず生きていけるようになれればいいな💦


ということで、今回はここまでです。




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