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【体験記】NIKKO MaaS

先日のNIKKO MaaS旅の振り返り。
旅行当日のツイッター実況 初日二日目

NIKKO MaaSとは
東武鉄道、栃木県、JTB、JTBコミュニケーションデザイン、オリックス自動車及びトヨタレンタリース栃木が実施する日光地域における環境配慮型・観光MaaS。

JTBプレスリリースより

観光記録感が強いので、MaaSの感想だけ見たい方は、「まとめ」へ飛んでください。

旅程初日

都内→鬼怒川温泉駅

とうきょうスカイツリー駅から今回のMaaS旅スタート。
チケット画面を開いて有効化すると、右の画面が表示される。
実際の画面は、上の中禅寺湖部分がアニメーションになっている、よくあるタイプの係員に見せるタイプのチケット。

左:メニュー画面、右:チケット画面

都内から鬼怒川温泉へは特急を利用。乗車時間は2時間ほど。近いような遠いような。
NIKKO MaaS のメニューからリンクで予約ページに飛べる。会員登録などは不要で、当日の朝にサクッと買えて便利だった。ただ、時間帯によっては座席が埋まっている場合もあるので、もっと前に予約しておいた方がいい(本来乗りたかった便だと座席が家族分をまとまってとれなくて、1本遅らせた)。

鬼怒川観光→東武ワールドスクウェア

鬼怒川温泉駅へ到着。有人改札でチケットのアニメーション画面を見せて通過。通常のフリーパスだと子供たちに切符渡して、通過後に(失くさないように)回収してたけど、家族分まとめて一つのスマホで見せて通れる便利さを感じた。

駅で荷物を預けて、鬼怒楯岩大吊橋へ。
途中のカフェでテイクアウトして、吊り橋近くでランチ(チャーシューサンドが美味しかったけど、写真撮るの忘れた💦)

駅から10分ほど歩くと、鬼怒楯岩大吊橋に到着。ランチ後、橋を渡ってみる。大吊橋はしっかりしてるけど、結構揺れる。高所恐怖症の人は渡れないかも(かなりゆっくり渡っている大学生くらいの男子を見かけた)。

鬼怒楯岩大吊橋からの眺め

大吊橋から、もう少し歩くと展望台もあって、そこからの眺めもなかなかいい感じだった。時間と体力があるならおすすめ(最後の階段がちょっときつい)。

左:展望台に向かう途中のトンネル、右:展望台からの眺望

展望台でさらっと景色を眺めた後は、駅に向かって東武ワールドスクウェアに向かう。ちょうど駅に着いたタイミングで、SLの転車と重なってラッキーだった。
SL大樹の転車動画

移動は一駅だが、本数は少ないため、事前に時間をしっかり調べてから移動した方がいい。
東武ワールドスクウェア駅は無人駅だったので、チケットを起動せずにそのまま通過。IC精算の機器は設置されてたけど、券売機が見当たらなかった。

東武ワールドスクウェアを一周しつつ、イルミネーションが始まる時間まで滞在し、その後は鬼怒川温泉駅に戻って、ホテルへ。一日目終了。

左:だいたい撮りがちな写真、右:イルミネーション

旅程二日目

二日目は朝から日光へ移動。事前に申し込んでいた「日光・鬼怒川エリア週末フリーパス」を観光案内所へ受け取りに行く。バスのフリーパスを観光案内所で受取り、それを東武鉄道の切符売り場で見せると鉄道フリーパスがもらえる形。(鉄道分はNIKKO MaaSのデジタルチケットに含まれているけど、興味があったのでもらいに行った)
2月の週末限定だったが、お得なキャンペーンだと思う。このキャンペーンがなければ、たぶん奥日光へは行かず、場合によっては日帰りしてたかも。

日光・鬼怒川エリア週末フリーパス
(電車内の狭いところで撮ったので半分陰になってしまった)

鬼怒川温泉駅→東武日光駅→龍頭の滝

せっかくなので受け取った切符を利用。デジタルチケットと同様、有人改札で見せて通る形。「子供たちに渡す→各自見せる→回収」というフローはやはり面倒。各自に持たせておく手もあるが、失くすリスクとの天秤。

東武日光軌道線車両展示

駅前でちょっと記念撮影して、バスで奥日光へ。
まずはバスで明智平ロープウェイを目指すことにする。
天気も良くて、きっといい景色が見れるだろうと期待していた。この時は。

バスはキャンペーンでもらったフリーパスで乗車。他にも同じもので乗車している人をチラホラ見かけたので、キャンペーンとしては認知されているのかなと感じた。

いろは坂に差し掛かるあたりから天候があやしくなってきた。
というか、雪がチラついてきた。

バスの車窓より

明智平ロープウェイでは濃霧が発生しているとのことだったので、スルーして龍頭の滝に向かう形に予定変更。
ちなみに、明智平ロープウェイは第二いろは坂(日光市街→奥日光の途中)にあるため、往路で向かうのが良い。帰りに寄ろうとするといろは坂をもう一周する形になる。

龍頭の滝近辺は雪に覆われていたけど、幸い天候は回復。足元に気を付けつつ、バス停から龍頭の滝へ。凍ってはなかったけど、飛沫でできたつららやそこに積もった雪景色が美しかった。東武日光駅に着いた時点ではこの景色を想像してなかったので、ちょっとテンション上がった。

龍頭の滝

体も冷えていたので、龍頭之茶屋で休憩(お店の名前は「龍」表記)。
戻りのバスの時間までゆったりと暖かな時間を過ごす。

左:茶屋入口、右:みたらし団子(お茶付き)

華厳の滝

竜頭の滝から再度バスに乗って、次は華厳の滝へ向かう。
再度フリーパスを提示してバスに乗車。

華厳の滝に着くころにはかなりの吹雪。せっかくここまで来たので、エレベーターで観瀑台へ。
写真で伝わり切れないくらいに吹雪いていて、視界は真っ白だった。

何とか見える華厳の滝

しばらくすると、少し収まってきたので、なんとか記念写真を撮影。
本当はこの後、中禅寺湖でも見ながら遅めのランチしようと思ってたんだけど、移動するのがつらいので、エレベーターそばの土産物屋併設の茶屋で簡単に食事。餃子コロッケなるものを食べたけど、結構美味しかった(そして、写真はやはり撮り忘れた)。

東武日光駅→都内

食事後、駅前へバスで戻り、お土産を買って、日光観光も終了。
予め予約していたリバティに乗って、都内へ帰還。
リバティは全席コンセント付きで、車内も非常に快適だった!

特急リバティ

まとめ

観光系のチケットはやはりウェブが使いやすい。一度限りの利用でアプリをダウンロードするのは、それなりのメリットがないとハードルが高いと思った(今回のNIKKO MaaSはお得感強めのチケットだったのでアプリでも使ったかも)。窓口までいかなくても買えるという点も非常に便利。

デジタルフリーパスはチケット利用画面への遷移も、利用のためのタップもスムーズで、非常に使いやすかった。駅でのオペレーションも問題なし。
今回は優待施設での利用をしなかったので、そこのオペレーションは確認できず(東武ワールドスクウェアは別の割引チケットを利用)。

経路検索はmixway Webに遷移する仕様だったが一度も使わず。普通の機能なら使い慣れたアプリを使うよな、と思った。

観光チケットもデジタルで買えて、東照宮などメジャーどころの施設もあって品揃えは素晴らしいんだけど、スマホで見るとチケットが縦にズラズラと並ぶ形で見づらい。せめてエリア分けしてあると見やすいと思った。あと、検索窓が一番上にあるけど、どんなチケットがあるかわからない段階で使うことはないと思った。改善すれば施設入場もデジタルで完結するので、今後に期待したい。

レンタル・その他のタブから、カーシェア、シェアサイクルを探せるが、今回は使う機会なし。ただシェアサイクルは観光周遊に使えそうとも思った。もう少し駅から離れた場所のスポットが増えると、バスかシェアサイクルかを選べてMaaSぽい感じにできそう。フリーパスにシェアサイクルの料金まで含めればMaaSレベル3の完成。

鬼怒川温泉デジタルフリーパス:2,500円
《お得感まとめ》
初日
🚃とうきょうスカイツリー→鬼怒川温泉:1,383円
🚃鬼怒川温泉→東武ワールドスクウェア:147円
🚃東武ワールドスクウェア→鬼怒川温泉:147円
二日目
🚃鬼怒川温泉→東武日光:314円
🚃東武日光→とうきょうスカイツリー:1,383円
優待施設(今回は利用せず)
🗼東武ワールドスクウェア:大人300円割引
計 3,674円(優待含む)

日光・鬼怒川エリア週末フリーパス(期間限定):無料

二日目のみ
🚌東武日光駅→竜頭の滝:1,450円
🚌竜頭の滝→中禅寺温泉:430円
🚌中禅寺温泉→東武日光駅:1,150円
計 3,030円

無料フリーパスキャンペーンを活用したのでかなりのお得感を感じる旅行だった!NIKKO MaaSは日帰り往復だけでも元が取れる価格設定なので、都内から日光・鬼怒川に行く人は買って間違いない。

以上

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