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痛さよりも、 " ちょっと面白い " が上回る①


今、歯科に通っている。

そこは、
先生も歯科衛生士さんも
とても優しくて明るい。


「風はいりまーす」
「ちょーっとほっぺたひっぱるよー」

文章では伝わりにくいが、幼稚園に来たのかな?と思うほど、ちっちゃい子に話すような口調で優しく接してくれる。(男性なら、ちょっと恥ずかしくなるかもしれない。)


優しさだけではない。
ここの先生は、陽気な印象もある。

毎回、言葉の語尾に
" ルンルン♪ " " ウキウキ♪ " といった音が聞こえてきそうだ。それほど愉快な話し方なのだ。


歯科といえば
痛い
怖い
つらい

みなさんはどうか分からないが
臆病なわたしには、そのイメージが強い。

今のところ、この歯科では
痛さや怖さよりも、
" ちょっと面白い "
が上回っている。

昔は" 歯医者さん "に対して
クールな印象をもっていたが

これほど明るくて陽気なら
昔ほど歯科に行くのが億劫ではなくなる。


これも戦略なのか?
それとも自然とそうなっているだけなのか?

意図があるにせよ、ないにせよ、
明るいところには人が寄ってくる。

繁盛の原理はシンプルだと思う。



馬場香織(ばばかおり)









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