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長く繁栄するお店とは? ちょっとしたひと手間で大きな差を生む。


もうすぐ、端午の節句だ。

これまで行事への参加をおろそかにしてきたわたしは、はじめてお祝いする端午の節句にワクワクしている。自分でも意外である。

豪快にやるつもりはないが、当日ちらし寿司と柏餅ぐらいは用意しようかと検討中。


兜と鯉のぼり


写真の兜は、画用紙でつくった。

大きいサイズの方は、
ちゃんとかぶることができる。


鯉のぼりに関しては、
以前にnoteでもお伝えした通りだ。

彼らはすでに部屋でスタンバイしている。


母からの贈り物


今年は、とても嬉しいものをいただいた。

母からの孫への贈り物。
いただいたのは " 兜 " である。


ある日、
五月人形のカタログを見ている母がいた。
このときに孫に贈ろうとしていることを知った。

嬉しそうに探している姿を見て、
とても愛情を感じた。

しあわせって思える瞬間は、
こういうときかもしれない。


母の持っていたカタログにはサイズが大きいものしかなくて、もっとコンパクトなものがいいのでは?という話になった。

ネットショップだとありそうだが、母にとってそれは困難なようだった。そのため私が代わりに探すことになった。



兜好きが発覚


学生時代に剣道部だったわたしは、
いろいろな兜を見てテンションが上がった。

兜ってなんてかっこいいんだろう。

あぉ、実はわたしは兜が好きなんだと、
この経験を通して初めて知った。


強くなりたい


学生時代に武道を3年間経験したことがある。

当時,柔道や合気道をする場がまわりにはなくて、唯一あった剣道部に入部した。


こどもの頃から、強い人に憧れていた。

いざというとき、大切な人を守る、だけではなく,大きなことをいうと、地球を守る。

そんな力があればいいなと本気で思っていた。(おそらくアニメや漫画の影響である)


そんな昔を思い出しながら,程よい大きさの五月人形を選んで注文をした。

届くのが、待ち通したく待ち遠しくて。毎日配送の連絡がきていないかメールをチェックした。


服を買ったときも、
家具を買ったときも、
食べ物を買ったときも、

これほど待ち遠しいことはなかった。


こどもの日のものなのに、
自分がこどもの頃に戻ったかのように
素直にウキウキしていたのだ。


心を動かした、あるメッセージ


ついに、届いた。

受け取った箱を見て、
あるメッセージが目に入った。

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心があたたまった。
なんて粋なお店なんだろう。

わざわざやらなくてもいいこと、そのひと手間が、相手の気持ちをこんなにポカポカにすることがあるのだ。


うまくいくお店と、そうでないお店

損得勘定でやる人は、うまくいかない。

会社もお店も、
損得勘定でやっているところは
長くは繁栄しない。

" 相手に喜んでもらいたくて。"

想いがあると、
受け取った側は純粋に嬉しいものだ。


相手を軸にした考え方で、
自分がいいと思うことをする。

仕事でもプライベートでも,
そんな価値観で行動していきたい。


さて、兜のセットを部屋に飾るか。

" 心をこめて "
ひとつひとつ置いていこう。


馬場香織(ばばかおり)



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