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僕に道を示してくれたもの

おはようございます。

スポーツはお好きですか?

私は大好きです。大好きというよりかは、
あって当然、必然のようなものです。

私は現在23歳ですが、これまでの人生の中で、
強烈にインパクトを与えてくれた試合、スポーツ選手の言葉、
優勝の瞬間、怪我からの復帰の瞬間、笑顔、達成感。

全て自分が成し遂げたことではありません。

直接見たことも、挨拶もしたことのない人たち。
この人たちに自分の人生が左右されている。


なんで?


スポーツの試合では、特に人気スポーツだと、
何万人もの規模の人を集客して、
同じスタジアムが一人の人間、
あるいは一球、その一瞬に注目します。
テレビも含めればその規模は数千万人、数億人の
規模にも達します。

選手はどんな感覚なんでしょうか。

人生の中でそんな経験できる人はこの世に何人存在するのでしょうか。

それだけの注目を集めること、
人々が熱中すること、
これだけで本当に尊いものと感じます。

日本でトップを獲る人たち、世界で闘う人たち、
あるいは自分との戦いにもがく人たち、
他人との競争に勝つために全てを懸けている人たちに
どこか魅力や格好良さや憧れを持っていて、
多くの人たちの心に、「共感」や「感動」を
届けるのでしょう。


「心」が動かされている。


私も幼少期から体を動かすことが大好きで、
20年近くスポーツに携わってきました。

本当に大好きでした。

スポーツをすることも、観ることも、
ときには怪我でチームのメンバーをサポートすることも
ありました。
どれも楽しくて、夢中でやってきました。

でも僕に何千万人もの人に注目してもらうほどの
魅力や格好良さはありませんでした。


スポーツ選手が注目を浴び、
そのスポーツのトッププレイヤーになり、
お金もたくさん稼ぐことが
【成功】だとするならば、
僕らは幼少期、学生時代の多くの時間を
スポーツに捧げたことは【失敗】だったでしょうか。

スポーツから学び得たことは数えきれません。

・挨拶
・礼儀
・人への思いやり
・気遣い
・自分を律し、自立すること
・自分の頭を使って考えること
・歳の異なる人との接し方
・諦めない心
・継続することの重要性
・継続することの難しさ
・勝利の楽しさ
・達成感の充実さ
・一瞬の成功に万の反復が裏付けられていること
・敗北の悔しさ
・反骨心
・因果応報
・自主性が結果を生むこと
・指示まちの勿体なさ
・時間の使い方
・ライバルという存在の幸せ
・両親、家族の偉大さと感謝
・友人や仲間の存在の尊さ
・個人の無力さ
・基礎の重要さ
・人への影響力
・人に支えられ、人が好きであること
・尊敬する人の存在
・心の原動力になること
・勇気を与えるものであること
・プレーはその人の言葉よりも説得力があること
・これらは全てスポーツ以外に活かされていること


この学びを他から得ることはできるでしょうか。

別の人生を歩んだことはないので分かりません。

しかし、一つだけわかることは


「スポーツをやっていて、好きになって良かった」

と思うことです。


そのように思えたこと、スポーツに携わることが
できた人生、周囲の家族や多くの人たちに心から
感謝したい。


そして23歳という歳になって感じること。

スポーツには人を、周囲を、国を、世界を
変える力があるんだということ。

政治においてスポーツを利用することは
悪とされますね。

しかしスポーツを通じて一国を
内紛や差別、犯罪から救い、
一つにしてきた歴史があります。

オリンピックの歴史にも
「平和の祭典」というように、
古くからずっと守られ、世界のビックイベントとして
引き継がれています。

一例を出すと、1990年代、まだまだ国内の争いがあり、
ヨーロッパ系白人(アフリカーナ)と
ネイティブ系黒人の間でアパルトヘイトが行われていた時代、

黒人初のマンデラ大統領の就任を機に、
全人種選挙によるアパルトヘイトの廃止、
翌年の1995年ラグビーW杯で自国開催、優勝を決めたのです。
(詳細、下記の映画を見てください。
 衝撃と感動を受けた映画の一つです。)

この時の南アフリカの盛り上がりといえば
とてつもない盛り上がりだったと聞きます。

昨年にも南アフリカは優勝をきめましたが、
国の背景を見れば当時の盛り上がりは
今回以上の一体感を感じたことは間違い無いのではないでしょうか。


少し長々と書いてしまいましたが、
こんな偉大な力を持つ【スポーツ】を
僕は愛しています。

そして未来に国を支える中心となる
今の子供達に、
もっとこの素晴らしさを伝えたいと思うのです。

そのためには現役アスリートの力は偉大です。

お手本や憧れがなくては
子供たちの夢に繋がらない。


僕はアスリートと一緒に、
スポーツで子供たちに、社会に、国に貢献したいと考えている。

そのために今日も明日も
アスリート以上にストイックに
生きていく。

アスリートが必要と思ってくれる人になるために。


スポーツ万歳。


では。

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